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ドイツの旅(49)スタットガルト

ドイツの旅(49)9月4日 シュタットガルトの一日
昨日電話をいらっていたら、写真を送信できる方法を見つけだした。だから家と理香、信顕に市内観光中の写真を送信しておいた。朝から雨だったが、1時間ほどして止んでくれた。もう秋の気配で一雨ごとに秋に入っていくのだろう。さすがにTシャツだけでは少々肌寒い。持ってきたジャンバーを初めて着ることにした。
家からのメールがきた。「雨が多い様子、大変ですね、寒いのではないですか?気をつけて。今、日本では福田さんが突然辞任」とあった。
もうにっちもさっちもいかなくなったのだろう。参院でことごとく否決され、衆院の3分の2で採決ばかりしていては、死に体と同じ内閣だったから、時間の問題だったと思う。
解散をすれば今の世論は後期高齢者保険制度の問題で、肝心の高齢者の自民党の支持層から見放されているし、選挙は大敗するのが目に見えているから、解散もできなかったのだろう。これで安倍に続いて内閣投げ出しとなったのか。とはいっても、次の内閣ができても、事態が変わるはずが無いのだから、また早晩同じことになるのだから、日本は激動の時代に突入した感じだ。といっても、国民が、一度共産党に任せてみようというころまでは進まないだろうし、変わった政権ができたとしても、民主党だろうから、あの政党も体質は自民党となんら変わることのない財界支援をうけているのだから、あまり変わることは無いだろうと思う。混乱は続いて、時代が変わる節目がおぼろげながら、見えてきたようだ。
同室のドイツの青年は27歳というがコンピューターのマスターズ(博士課程)らしい。授業料はやはりいらないという。僕が授業料のことを訊くもんだから、不思議がって、この国では学校の授業料がかかるのなどということを考えてみたことがないと言っている。
交通のチケット3日分をホテルで販売している。9・8Eであったから安い。これをフルに使い、バス、電車、地下鉄に何回も利用した。この街は谷間に集中し、近代ビルがあり、賑やかである。だが、一本の大通りに集中している感じだ。ここも目当てがあったわけでなく、交通の要所と地図に交差していたから来ただけの所だ。
明日からの行く先を案内所で調べてもらった。明日はスイスとの国境の町、次の日はフランス領に入ったところに行くが、いずれも日帰りできるくらいの地域にした。
夕食は5時半だから、早い夕食だ。一緒のレストランで日本人かと思った女性は台湾の台平出身という。20歳で英文学部学生というが、一人旅らしい。兄さんはスウェーデンの大学医学部の留学中らしい。昨年は東京にも来たという。曹舒啼。僕が日本語で(ソージヨテイ)と日本流に発音したら大体似てると喜んでくれた。(su tingと発音していた)tamine3770566@yahoo.com.tw
来年日本に来るというから、大阪に来たら家に寄るように招待したら、喜んでいた。なかなか感じの良い娘さんだ。
同室のドイツ人学生は、徴兵制度のドイツだが、信念による徴兵の拒否は許されているから、「自分は兵役に出ず社会奉仕の仕事をしたい、その分だけ社会貢献したい。と良心の自由を貫いて兵役にでなかったが、それを国がちゃんと保障してくれている」という。

by akinishi1122 | 2008-10-22 15:37 | 旅行

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