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70歳の留学1年生(54)

2005年9月2日(金)(54)スイスのBurryの家へ
ケンブリッジの駅を発ったのが7時40分、駅でサウジアラビヤの王子サウド皇太子と会う。彼も今日帰国くするという。
ロンドンに着き地下鉄の乗り換えを教えてくれる人があり、空港まで30分ぐらいかかるとのことだ。ヒースローは大変大きな空港で、3時間半の待ち合わせがあるが、複雑だからギリギリだと乗り遅れるかもしれないくらいややこしい。空港に着いてからでも、また電車で移動しなければならなかったし、日本人には一人だけあっただけで忙しそうにギリシャに行くと走っていた。
空港カウンターで寿司を食べたがまあまあの味だ。ビール2本で5£だったから、そんなものであろう。隣の席の人がメキシコからタンザニヤに狩りにいくといっている。こんな遊びが国際的にもあるのだと知る。彼は日本にも2度狩りにいったことがあるといっていたが、銃が外国人も使える制度があるらしい。タンザニヤでは角のある大きな獣をねらうらしいが、スポーツといっている。建設会社を経営しているらしいが、名刺もくれ36歳でそのうちに日本で会いたいなといっているが、僕も30年ぐらい前に猟をやっていたが、彼のような大物は日本ではないだろう。
ヴリチッシュ航空で日本人は一人もいないようだ。これも本当の外国旅行の気分だなと少し緊張もする。
Burryは空港に迎えに行くと言ってくれているが、日本の家にそのことも知らせてくれていえるらしい。家から、チューリヒに着いたらBurryが迎えてくれるから、降りたところでBurryがみつけてくれるまで動かないようにと電話が入った。これで安心だ。1時40分発チューリヒに着いたのが4時30分だった。スイス時間は3時30分で、1時間の時差である。
飛行機を出た瞬間にBurryがいるではないか。まだ手続も済まない前にである。ビックリした。服装が空港職員だから、まさかBurryとは思わなかった。抱きついて嬉しさを表し、彼のいつもの笑顔。そして通路の横のドワーを彼は専用のカードをしめして開いたところに空港用のスイス航空の車がある。これにスーツケースも飛行機から降ろし、途中で自分の車に積み込んでくれた。空港内を自分の会社近くで空港の警察が検査してくれた。スーツケースは手持ち品も含め全部開き、僕の補聴器の乾燥ケースまで調べていた。薬品ではないのかと聞いていたが、補聴器を見せて箱に入れるところまで確認してOKとなった。やはり正規の出口でないから、慎重に調べる。だけどもBurryがここまで僕を迎えてくれるとは想像もしなかったので、とても嬉しく安心した。自社の応接室につれて行きこれからの僕の予定をどうするか、Burryに厄介かけたらいけないとスイスはホテルを予約し、お金も支払済だったが、彼がBurryの家に泊まるように勧めてくれたのでホテルには行かずに、払い戻しなど期待せず、彼の好意をうけて彼の家に止まることのした。顕もそれがいいだろうと電話で返事がきた。
Burry は午後からは仕事ないからそのまま家に送ってくれた。5年前に顕と寄せてもらった風景が懐かしく甦えってきた。
Burryには明日家でゆっくりさせてもらいその次の日からノールウェー、スェーデン、フインランドをまわりを予定してくれている。9、10,11日の接待のあずかることのした。ノールウェーなどの3か国はまだ行ったことがないし、比較的日本人は行かないので、この際にと、今日、俄かにに飛行機の中で決めたことだった。いずれにしてもBurryの家に大きなスーツケースは預けて移動できるのがいい。これでパーフェクトに条件が整ってありがたい。
家まで45分ほどで着き、懐かしい家々が点在している。新しい家もあまりできていない5年前のままだ。Burryの家の1階はまだ未完成だったが、今はだれかに貸している。新婚の写真が玄関に派手に掲げてある。入口も違い別の家の感じである。
Burryの家はなかなか手入れが行き届いていて庭が素晴らしい。滑り台やブランコが庭にあり、花もヤスミンが好きで趣味らしい。色とりどりの花を咲かせている。近所より美しい庭だ。リビングルームからの眺めも遥かなだらかな向こうの山々がみわたせる雄大景色の場所に建っている。
エレナとイバナを連れて写真に景色を撮った。手伝いさんがくるらしく、二人とも勤めているからこどもたちをみてくれているらしい。お手伝いさんは20代の可愛い女性である。
ヤスミンは夕方帰宅したが、今夜は僕のためにBurryが夕食をつくってくれた。ベランダで食べる。ヤスミンはダイエット中で夕食はとらなかった。Burryとは今回は英語を少々喋れるから話が弾んでいるが、この家族の子供たちはドイツ語だからボヂーラングウェジで話したが良く応対してくれる。ヤスミンのお父さんは60歳だが胸をいためて普通のからでないという。明日は登山靴をはいてBurryが帰宅するまで近くの山や湖を歩いてみたいと思っている。









      




by akinishi1122 | 2014-04-27 16:23 | 旅行

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