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70歳の留学1年生


2005年8月22日(月)(43)
家からヨーロッパ旅行の本着く
学校に行ったらモーリタニヤの女性たちが一斉に「Nobutoshiが金曜日いなかったから寂しかった」と言うではないか。こんなに暖かく教室に迎えてくれるのは嬉しいことだ。こんなこともこの一週間が最後になってしまった。こんな親しみ深いなかで一緒に勉強できたことは幸せである。Don’t  orget!と言ったら「NObuのこと、日本のことが好きになった」。と口ぐちに言ってくれる。僕も彼女等を通じてもモーリタニヤの国が好きになれそうだ。できれば市民サイドの日本・モーリタニヤ協会でもつくりモーリタニヤのために何か役に立つことをしたくなった。明日早速提案してみよう。彼女等は国に帰ったら指導的な立場になる人達だし、ここで勉強した仲間としてづっとつきあうためのものを残したいものだ。
今朝バス停で途中から岡山大N名誉教授とであった。エジンバラの写真を
僕のために5枚ほど用意していて、いつか渡そうと持ってくださっていた。いつ会うかも約束していなかったのに、この先生はきっと良い人にちがいない、感激だ。今週で最後だから僕のフェアエウエルパーチーをやりたいから木曜の7時からあの中華料理店の集まりませんか、と誘っていただいた。他にも帰国する学生がいるというので、お互いの色々な留学情報を交歓したいとのことである。
イギリスの旅、ヨーロッパの旅の本を家から送ってきた。この本はN名誉教授も持っていられたので電話で頼んだものだった。それを夜読んでいると、ケンブリッジに来てよかったなとつくずく思い、誇りにさえ思う。
ニュートンが出た大学だしバイロンもここを出ている。ノーベル賞を受賞した学者が31人もいるというではないか。それを僕は知らないまま大学構内を散歩したり舟で眺めたりしたことになる。
人口10万人の街に世界から1万5000人もの留学生が来ているのだから、やはり学問の街だ。ニュートンゆかりの林檎の木も残っているというが、そんなのは全然知らずに学内を見学していることになる。街に大学が31もあるというのだから、それぞれを総称してケンブリッジ大学という。外からみれば寺院に見えるし、もともと教会が作ったようなものだからその教会を大学として残しているという感じだ。
案内書を見ていると、イギリスでまだ行きたいところがいっぱい出てきたので、来週から一人で歩くのに丁度良いタイミングで本が来たことになる。Wishiのロンドン事務所に電話したら帰国の出発の時間が9月13日朝9時55分、ースロー空港4番ゲートと決まったということだ。
パソコンを開いたら岡山の百歳の会横谷敦子さんからメールがはいっている、D先生から僕のメールが転送されているから知ったという。「楽しそうにやっていますね。一度はやってみたいとは思うのだが、実行するのは、さすが宮崎さんだからできることですね。百歳の会通信が来なり淋しいが、帰国報告を兼ねての通信を楽しみにまっています」とあった。
さっそく最近の動きと感じたことを返信しておいた。明日から通信する人ができ楽しみが増えてきた。
先週でドバイの学生3人が帰国したので仲間が少なくなった。モーリタニヤと僕だけのところに先週は上智大学生が午後の時間だけてきていた。今日から2時間目の授業に学習院大学4年の慎太郎君というのがはいってきた。だから日本とモーリタニヤだけのクラスである。
台湾のチューイ君は街であったからサボッテいるらしい。  

by akinishi1122 | 2014-03-19 18:26 | 旅行

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