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社内報




日々新聞  2014年1月15日(水)第   号
囲碁の格言に学ぶ    レドモンド九段
私は日本に来て囲碁を学びましたが、心に残る囲碁の格言をいまでも心にとめています。これは囲碁に限らず、どんな仕事にも通じるとおもいますので、みなさんもご参考にされることをお勧めしたいです。
この格言は中国の囲碁の名手でかつ高給官僚であった、王積薪という人がまとめたもだそうです。今から1300年も前から忘れられることなく語り継がれているようです。
○貧すれば勝をえず
欲張った手を打ってもやがて破綻する。
○界に入りては宜しく緩むべし
相手の勢力圏内では穏やかに打て
○彼を攻めるには我を顧みる
相手の石を攻めるには、まず自分の石を把握せよ、相手の弱点は見えるが
○子を捨てて先を争え
価値の小さい石は捨てて先手をとれ
○小を捨てて大につくべし
小さな利益にとらわれるよりも大きな利益を
○危うきにあえばすべからく棄てよ
危険だと感じたり将来の見込みのない石は早めに見切りを
○慎しんで軽速なかれ
特定の部分に力でなく全体のバランスの中で判断を
○動かばすべからく相応すべし
相手が緩やかに打ってきたら、こちらも緩やかに、
強く来たらこちらも強く
○彼強ければ自ら保て
相手が強いところでは自ら攻めを自粛せよ
○勢い孤なれば、和をとれ
自分の石が孤立したところでは、なるべく争いは避ける

囲碁の十訣ですが、人生のあらよる場面に心得ておくと、道が開けるものです。。

by akinishi1122 | 2014-01-15 17:10 | 社内新聞

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