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モスクワ放送から日本へ

【♪クラシックの名曲】ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲/ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046より第一楽章(演奏:ヘルベ
 ルト・フォン・カラヤン指揮&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。※今から40年まえの1969年5月29日のモスクヴァ音楽院大ホールで
 の演奏会の録音です。)3’55
【お便りのご紹介】小倉繁樹さん、奥田徳昭さん、ヴラヂーミル・ヴィオーツキイさん、ジェレミー如月さん、吉田雅之さん、戸田一志さん、
 野村賞さん、蒲生昌明さん、エックハルド・ローシャーさん、長船健雄さん
【♪懐かしのソヴェート歌曲】『秋の葉』(作詩:M.リシャーンスキイ、作曲:ボリース・モクロウーソフ〔1909-1968。2009年2月27日生誕100
 周年。〕、歌唱:ナヂェージダ・オブーホヴァ〔1886-1961。ソ連のメゾソプラノ歌手〕。)3’00→原詩と拙訳は下をご覧ください。
【街角インタヴュー】2009年7月21日、シベリヤ鉄道でのご旅行中にハバーロフスクⅠ駅のプラットフォームでインタヴューに応じてくださっ
 た宮崎信敏さんとの語らい。                                                
【お便りのご紹介】竹之下康秀さん
【短歌2首】
  ・何となく汽車に乗りたく思いしのみ汽車を下りしにゆくところなし(石川啄木『一握の砂』)
  ・「一握の砂」を机にしのばせて化学の講義は耳に残らず(『美代歌集』)
【新聞拾い読み】アムール河の鉄橋の第2工期分の開通。
【♪懐かしのロシヤの歌】『黄金の林は話しおえた』(詩:S.エセーニン、曲:G.ポノマレーンコ、演奏:グルジヤのヴォーカル・インストルメン
 タル・アンサムブル『オレーラ』。)4’00 →原詩と拙訳は下をご覧ください。
【お便りのご紹介】細谷正夫さん、戸田一志さん、早坂敬司さん、瀧澤正夫さん、北村忠夫さん(ラヂオと私)、宮本研一さん、鈴木義一
 さん、矢神直樹さん、清水久視さん
【♪クラシック・リクエスト】ニコラーイ・ミャスコーフスキイ(1881-1950)。作曲/交響曲第27番・ハ短調・作品85より第一楽章の一部(演
 奏:アレクサーンドル・ガーウク指揮&交響楽団。鈴木義一さんのリクエスト曲です。※聴いていますと、雲に溶けてゆきそうな感覚に
 ふと捉えられました。)14’00
※このひと月間にお便りをお寄せくださったすべてのかたのお名前。


宮崎信敏さん(2009年7月21日、ハバーロフスクⅠ駅のプラッ
トフォームにて。)2009-07-21-004
【サイト&ブログ情報】
●『山と俳句と百歳と9条』(2009年7月21日、シベリヤ鉄道でのご旅行中にハバーロフスクⅠ駅のプラットフォームでインタヴューに応
 じてくださった宮崎信敏さんのブログです。)http://toshinobu.exblog.jp
●『ユーラシア大陸横断旅行日記』(2008年に自転車でユーラシア大陸を単独横断され、その途中で弊局の『スポーツの時間』や『シ
 ベリヤ銀河ステーション』にご出演くださいましたロス・アンジェルス在住の栗原直人さんが記されているその旅の記録です。上はトッ
 プページ。下はハバーロフスクのアーカイヴで、古代の岩絵があるアムール河畔の先住民族ナナイ人の村シカーチ・アリャーンへの
 小旅行のお話や『シベ銀』にご出演くださった支局での触れ合いの模様も写真とともに温かく綴られています。)
http://naoto-bicycle.blogspot.com/
http://naoto-bicycle.blogspot.com/2009_05_10_archive.html
●『牟佐日記』(2004年11月の神田神保町でのリスナーの会にご参加くださった元朝日新聞記者の寺田達雄さんのブログです。上記
 の『美代歌集』の短歌が掲載されていました。)http://terratta.blogzine.jp/okayama_diary//
『秋の葉』
作詩:M.リシャーンスキイ 作曲:ボリース・モクロウーソフ(1909-1968。2009年2月27日生誕100周年。)

秋の葉が
庭でざわめく。
馴染みの小径を
私はあなたと並んで歩く。
幸せなのは、
心が歌い、
愛する人が並んで歩く人だけ。

年月が流れても、
この世に愛は生きる。
そして別れたところで
私たちは今また出逢った。
別れよりも強い
私たちの手の温もりは、
私の誠実な無二の友よ!

すっかり落葉した庭の
小径が遠くに見える。
そして秋は美しい、
心に春があるときに。
年月が飛ぶように過ぎても、
眼差しは輝く、
そして木の葉は私たちのうえでざわめく。

ОСЕННИЕ ЛИСТЬЯ
Музыка Б.Мокроусова Слова М.Лисянского

Осенние листья
Шумят и шумят в саду.
Знакомой тропою
Я рядом с тобой иду.
И счастлив лишь тот,
В ком сердце поет,
С кем рядом любимый идет.

Пусть годы проходят,
Живет на земле любовь.
И там, где расстались,
Мы встретились нынче вновь.
Сильнее разлук
Тепло наших рук,
Мой верный, единственный друг!

В саду опустевшем
Тропа далеко видна.
И осень прекрасна,
Когда на душе весна.
Пусть годы летят,
Но светится взгляд,
И листья над нами шумят.


『黄金の林は話し終えた』(詩:セルゲーイ・エセーニン〔1895.10.03/旧暦09.21-1925.12.28〕、曲:グリゴーリイ・ポノマレーンコ〔1921.02.02-1962.12.30〕)

黄金の林は話し終えた
白樺の陽気な言葉で。
そして鶴たちは、悲しげに渡りつつ、
もはや誰をも愛おしまない。

私は裸の平原に独り立ち、
鶴たちは風に遠く運ばれる。
私は楽しい青春についての想いに満たされる、
けれども過去のなにものも私には惜しくない。

私には空しく費やされた年月が惜しくない、
心のライラックの花盛りが惜しくない。
庭では赤いナナカマドの焚き火が燃えている、
けれどもそれは誰をも温めることはできない。

Отговорила роща золотая
Автор текста ( слова ) - Есенин С., композитор ( музыка ) - Пономаренко Г.

Отговорила роща золотая
Берёзовым весёлым языком.
И журавли, печально пролетая,
Уж не жалеют больше ни о ком.

Стою один среди равнины голой,
А журавлей уносит ветер вдаль.
Я полон дум о юности весёлой,
Но ничего в прошедшем мне не жаль.

Не жаль мне лет, растраченных напрасно,
Не жаль души сиреневую цветь.
В саду горит костёр рябины красной,
Но никого не может он согреть.


__________ Information from ESET NOD32 Antivirus, version of virus signature database 4629 (20091123) __________

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http://www.esetnod32.ru





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by akinishi1122 | 2012-04-06 09:42 | 旅行

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