社内報より


       人生山道のごとし
誰でも楽な人生を送るのが夢ですが、私たちが楽しかったり喜んだりするのはどんな時なのでしょうね。美しい山は最近、道路が整備されて、車や列車、それにロープウェーなどができていて、絶景を眺めることが簡単にできることが多くなりました。
でも自分の足で歩き汗を出して時間をかけて頂上にたどり着いたときの感激というものはまた格別ですね。
山を登るときは苦しいので、来るのじゃなかった、なんでこんなところに来たのだろう。などと途中の苦しさから思うことがときどきあるものです。
 ところが、頂上にたどりついた瞬間にそのことを全て忘れてしまうのですから不思議なものです。
「人生は山登りのごとし」と言う言葉はニュージランドの登山家のヒラリーと言う人のことばですが、人の一生とよく似たのが登山であるようです。
山では大きな頂上への目標までには30分おきぐらいに休憩し、お茶を飲んだり、服装を整えたりします。その何回かの休憩にその山の風景に感激したり。、息をおもいっきり吸い込んで、もう一息だと思ったりよくもここまで自分が辿り着けたものだ。などと自分の力に自信と誇りを感じたりするものです。
そして途中の危険な箇所をよく判断して危険を幾度か乗り越えてきたものです。
また山では道に迷うこともしばしばです。景色に見とれて、つい一人だと予定にしていたコースを外れて行ってみたくもなるものです。
そんな時、自分では一人で山に来たのではない、と仲間に教えられ計画した通りの道を反れなく歩かねばならないのが山のルールなのですね。
個人の考えでは目的の頂上には辿りつけないのです。
目的の頂上にたどり着くためには多くの決められた登山のセオリーを守るというのが基本なのですね。
このようにみんなが決めたルール、コースを守ることで途中の楽しさと達成した満足感というのが獲得できるものです。
人生もまったく同じような目的目標に到達するためには、途中に苦しみと楽しみの連続と言う点では同じといえそうです。
うんと楽しいことを獲得するためには、うんと苦しい体験は、それが強ければ強いほど達成感もそれに比例したように受け取られものです。
楽しみのない苦労だけの目標は長続きしないことも事実です。だが目標と良い夢が途中の楽しみ、もうここまできたのだ。という自分が自己点検することで途中の楽しみは生まれるのではないでしょうか。
これが人生や山歩きと共通することのようです。

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by akinishi1122 | 2011-12-31 10:52 | 思い | Comments(0)

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