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2011年7月29日留学とドイツ、フランスの旅(11)フランス、ストラスブルグ
(Strasbourg)
ミユンヘン発8;26 Stuttgart 10;47分着乗り換え11;11分発
Karisruhe 11;53分着 乗り換え12;00発 Offenburg着
12;34分発 Strasbourg(フランス)着
今日は本当はハイデルブルグに泊まる予定だったが、音楽祭があるというのでホテルがいっぱいでとれなかったから、その先の国境にしようと思ったらもうフランスの町ストラスブルグの町しかホテルがとれなかったのでここに決まったのである。
ミユンヘンの駅で日本人らしい人に話しかけたら、ブラジル人で全くの日本の血の祖父母、両親が日本人だが日本語はあまり喋れない。妻はフランストロシヤのハーフというから、この人で日本の血はなくなるようだ。コンピューターの会社を経営しているが、2週間の休暇できているという。僕と同じユーレルパスだからファーストクラスだ。
僕のパソコンがワイヤレスだからインターネットに繋がらないかだいぶ試みてくれたが、日本語が読めないから結局だめだった。
列車で動きだして30分したころ、「今フランスに向かっている」と電話メールを入れたらすぐ折り返し秋子から電話がかかり、「昨夜ケンブリッジの学校から電話があり、入学の予定日に着くのは間違いないか、またホストファミリーに連絡は済んでいるのか?」とのことだったらしい。明日から週末で学校が休みだからホストファミリーに連絡にすぐ電話するようにとのことである。
昨夜から何回も僕に電話いれているが、繋がらないから心配していたとのことだった。だからすぐホストファミリーに電話をして「明日30日の夕方5時ごろにケンブリッジに着く予定だ」と話したら明日でもよいから待っている。と奥さんからの歓迎の言葉だった。
僕は31日からの下宿の予定だったが一日早くても受け入れてくれることが分かったのでよかった。
そのことをすぐ秋子に電話入れておいた。秋信からも電話があり同じことを気にしていたらしい。秋信には明日からフランスのユーレルパスを使っていいだろうかとの問い合わせのメールをしていたのだが、ドイツとフランスの共通の券だから、残っている券を使ってしまうようにとのことの返事。
同じ席の向かい側の夫妻にこの日系ブラジル人との写真を撮ってもらうことから話がはじまり、スイスからの2週間のホリデーという。50歳ぐらいだが、この夫妻とは次の乗り換え、そのまた次の乗り換えも一緒だったから、話がはずみ名前も聴いて奥さんがマリ、旦那がアルフレッドというから奥さんの日本名を萬理と書いてやり、(萬の知識の人)旦那を安留夫列人(安心を貯え優れた人)と解説してやったら大変日本の名前が気にいった。日本の名前というのは素晴らしい。と感心してくれた。一緒に写真も撮り、僕がフランス行きの列車に代わる時は列車の出口まで奥さんが見送ってくれた。メールアドレスも書いてくれて、写真も送ってくれと頼まれた。
次に乗り換えるのはもうフランス領に入って、2輌連結の電車で、席も一杯である。3人の60歳ぐらいの合席に座らせておらったら、一人の婦人の息子が東京の貿易の会社に勤めていて、自分も4年前に日本に行ったことがあるという。日本人は礼儀正しい、高齢者の日本人が私に頭を下げて挨拶してくれるのだが私は出来なかった。といっていた。
シュタットガルトに着いたらこの婦人、貴方のホテルへの行き方を調べてやるといってインフォメイションまで行き、ホテルへの道を調べてくれた。こんなにしてもらって胸があつくなった。
駅の中央で日本人の高齢者婦人が二人いた。グループ旅行らしい。B学園大学の名誉教授という名刺に学園の理事とも書いてある。二人とも教授らしい。B学園大学は女性の服装関係では有名だ。僕がいまからケンブリッジに行くといったら、学費や下宿の費用を聞かれ、東京の大学と変わらないのではないか、自分も年金ぐらいでいけそうだから行きたい。ともいっていられた。
ここに着くまでにスタットガルトで20分の待ち合いがあったので外に出てみたら、2年前に当てもなく泊まったら駅前にベンツの大きな広告塔のマークがゆっくり回転していたので気付いたのだが、「この街まで来たったら、ベンツの本社の歴史館を見られたら」。と日本人に教えられたのでそれを観たところだった。
ホテルはバスで20分ほどのところにある。郊外で港の近くのようだが、隣に競馬の飼育場があるほど広々として、テニスやカンピングカーが留れる野原もある。広いので住宅が少ないので人もあまりみかけない。老婦人が孫を連れていたのでホテルをきくのだが知らなくて薬店まで一緒に行って訊ねてくれた。そこの薬剤師さんもインターネットで探してくれるほどあまり知られていないらしい。
荷物を置いて明日の予定を調べるためと夕食のために駅に出た。一日の電車バスの回数券が4ユロで24時間つかえるらしい。それで駅に出て明日のケンブリッジ行きの予定を決めねばならない。
明日はスツラスブルグ(Strasbourg)発8;16 パリ着10時34分乗り換え12時13分発ロンドンへ ロンドン着13時29分となった。
この街の中心の教会も大きい。各都市にはメインの教会があり、それ以外はずっと小さいのがたくさんあるのが普通のようだ。コノメインの教会の前にはだいたい大きな広場があり、おそらくいろいろの行事があるのだろう。夕方だったが人々の観光がたえない。僕もこの広場のレストランの外のテーブルでビールと食事しながら人々の歩くのを眺めた。
こんなことで感じるのは、外国では室内のレストランよりも外での食事や飲み物がより気分がいいというものだ。だいたいが二人以上で飲んでいるが、語らいがある。
それには人の動きの中でがふさわしいように思う。だいいち人を見ているとそれぞれの人々に動きも変化もある。日本と違ってたくさんの国の服装だし、顔の色も違う。歩き方まで違うのである。一人でもその観察だけでも楽しいものだ。
なに気なしに隣の席の人にも話しかけても違和感もないし、僕の食事のドレッシングの掛け方も気安く教えてくれる。食事というのはこんなに楽しみを伴ってするのはいいものだ。

by akinishi1122 | 2011-08-04 20:40 | 旅行

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