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70歳の留学(15)

70歳の留学 2005年7月25日(15)家から荷物着く
昨日も雨、今朝も雨だ。雨の日は寒いからジャンバーを着て登校したら、さすが他の学生たちも半袖の人はいなかった。昨日はバスの中でも少々寒いくらいだったし、今日も寒い、天気が悪かったり太陽が無かったりすると冷えるものだ。
今日は先生が交代していた。46歳の女性で初めての授業だのつたのに僕は遅刻してしまった。バスの1番線から2番線に乗り換えるとき、手を上げなかったのがわるかったらしく、2番路線が目の前で通り過ぎてしまったのだった。降りる人がいなくて、手を上げる人がいければ通りすぎるということを知らなかった。
同じ学校の生徒も二人いたが、あっけにとられて走ったがもう遅い。こんなのはやはりシステムを知らねば失敗するということだ。
46歳の先生ともなればやはりベテランで教えかたもうまい。午後の授業もファチマチとゼイネブ大臣がボイコットしたからやはりここの校長みたいな人が授業してくれた。
ファチマチユにYour  win と言って親指を立てて、ヤッタネ!といったらウインクしてくれた。ボイコットして先生の授業をボイコットしたからこのように教師が代わったのだった。
中国の雀君鳴Cuiはここでの2ヶ月の勉強が終わったら、イギリスの炭鉱の現場を9月から研究に行まわるそうだ。英語を何故学びにきたのか解せなかったが、研究視察するためには英語が必要であろう。道理で長期に居ることは、中国のエネルギーに情熱を傾けているがわかる。
我々は2ヶ月したら別れるが、友達になろうね、と約束して互いの住所を知らせあった。もう帰国する頃はEメールでやりとりできればと思う。またお互いの英語力を知っているから、気をつかわずにできる。
「いつの日か山西省の貴女の家に行くからね」と言ったら大歓迎だ、と言ってくれた。住所に大廈6屋と書いてあるから何だと聞くと6階という。大きいマンションだねと言ったら35階建のビルの6階に住んでいるとのことだから2度ビックリである。山西省というのは随分奥地だと地図で示してくれた。そんな奥地の35階のビルを建てるということが理解できない。土地はいくらでもあるのに後で疑問に思った。
授業が終わってエクスカーションにKIngus Calleg見学に行く5人だけが歩いていった。僕が先週一人で来たところだった。カレッジといっても教会である。入場料が2,5£と書いてある。僕らは4£払った。
案内の学校の事務員さんと僕とゼウネブ大臣とがはぐれてしまった。すると大臣は教会にはあまり興味はないらしく、もう帰るといいだした。僕も先週見たことだし、写真を撮ってから学校にひき返した。
パソコンで日本の高校野球兵庫県大会で報徳学園を見たらベスト16までいってベスト8をかけて竜野実業に2:1で負けている。残念だ。
夕食にビールを買って帰ったら生徒とサーバントの4人で食べるのに彼らにビールを出したらマザーがあまりいい顔をしないようだ。「一緒に飲もう」と誘っても「あとで」と言って飲もうとしない。下宿で僕がこんなに生徒にすると家主にしたら気にいらないらしいことがわかったので、どうすべきか、どうしたらいいいかが重要な問題として残った。
毎日夕食の時飲みたいし、一人で飲むのは悪いしどうすべきか。こんな時だったら秋子だったら即答えを出してくれるのだが。
いずれにしても僕が勝手に生徒やサーバントに飲ますことは中止しょう。
こんなことで居心地が悪くなったら大変だ。
今日のテストの成績が良くなかったから、見てくれ、と言ったら、今テレビを見ているところだから、と断られた。
やはりちょっと昨日から雲行きがおかしい。部屋にいたら息子のジョシヤが来てなんかおかしい顔で泣いている表情だ。マザーが用事があるからと僕を呼びに来た。下に下りると李意君に何かきつい表情で喋りまくっている。何か請求書か明細書かを持って李意君が説明しているようだ。全体の雲行きがおかしい。僕を呼んだのか?と聞いたが違うという。僕は努めて笑顔で「早く寝なさいよ」と言って部屋に帰った。するとgood night と言った声は明るかったので険しさからは抜け出したようだ。
昨日までの日記を第3便として郵便で送った。
昼食は上品なレストランに入ってみたら、ナイジェリヤ料理店であった。ナプキンやフォーク皿がツーセット置いてあるから、相当高いのかなと思った。なんでも食べるのが経験だと看板に出ていたのを注文した。飲み物は午後から授業があるからコーラにした。
ランチセットでスープとピザの平べったい皮が4枚出てきたので、これで終わりと想いフィニシュといったら、まだ今焼いている鳥の足モモがあるという。大きな皿に足の4つもつき、それのサラダだ。ニンジン、ライスもついている。先ほどので満足していたところにこのボリユームだ。もう手をつける気になれないが、鳥のももだけ少し食べて80%はのこした。それに紅茶がつきアメもついている。こんなだから高いだろうと思っていたら、85£だ。安いし、店が高級である。こんなに思い切って入ってよかったと思う。
昨日の中華店もそうだった。蝶ネクタイのボーイがついていてそれも安かった。
帰宅してみたら、日本から荷物が着いていた。髭剃りのコード、山の会かいるので、同じ人にあまりたたび渡さなくて1月ぐらいしてからにしようと思う。今日はホルダー、ペン
ダントを持ってきていたので8人にわたした。するとあのモーリタニヤの女性経済学者が携帯電話につけて見せてくれた。
家にメールでお礼をいれておいた。

クラスメイトモーリタニヤの経済学者
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モーリタニヤ石油大臣
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by akinishi1122 | 2011-05-06 19:57 | 旅行

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