世界旅行(55)

ワンワールド世界旅行(55)
3月14日(金)クスコからマチュピチュへ汽車の旅
 ホテルに昨日の青年が迎えにきてくれた。すると日本人女性が一人既に乗っている。彼女も同じ当山ペンション企画で同じコースを廻るらしい。6時50分発の列車に乗った。この電車はバックパッカー電車と言い、安くて観光を目的にした人々が利用するための列車らしい。列車は3輌連結だがほぼ満員である。我々の車輌には日本人は彼女と僕だけしか乗っていない。彼女と隣の席になり4時間の旅になる。
彼女も一人旅だが、ペルーだけらしい。年齢は40歳は過ぎているような感じで、名前は梶山喜美代さん。なかなかの機転のきく旅慣れた人だ。熊本出身で、お母さんが天草の富岡らしい。本渡市の南小学校にも何年か通学したことがある、という天草同士の偶然である。そして今は東京で英語の翻訳と通訳をしているとのことだ。公文という教育の塾の会社からアメリカのロスアンゼルスに派遣されてアメリカでも仕事をしたことがあるとのことだから、英語は堪能というか英語で仕事をしている女性である。そしてリマのホテルも、日にちは違うが一緒だったらしい。だから同じホテルの企画だから、今日・明日は同じ旅程になっている。ラッキーな人にめぐりあえた。
 4時間の列車はクスコから河添いに段々下っていく。高い山の谷間を走り、昨日からの雨で、泥水が急流をしぶきを上げての流れだ。山が迫っているから両方の山の頂は見えないぐらいの谷間を走るのだ。おそらく、いずれ落石でこの路線は埋まるときがあるのではないか。そんな恐怖を感じる崖が続く路線である。山の峰には雲がかかることが多く、頂上がすっきり見えることが殆どない。
 緑が多いから気分はよい。マチュピチユ遺跡が発見されたのはごく新しく1911年ごろというから、こんな険しい谷だから人が住むわけが無い、ということで発見が遅れたという。
 11時半ごろ終点の駅に着く。ここでホテルからの迎えがきていて、歩いてすぐのところである。部屋はツインでなかなき良い感じ。すぐ下を激流が音をたてて流れている。昼食に喜美代さんから菓子パンとバナナ、ジュースをいただいたので、それで済ます。彼女は3時まで自分の部屋で池波正太郎の本を読んで過すという。
 僕は、まずきあらちゃんの誕生カードを出すための郵便局がやっとみつかり、ここから出すことができた。24日に間に合えばよいが。
終着駅は観光客ばかりでそれを相手の店ばかりである。狭い道に土産物店がひしめいている。ちょうど京都の清水寺の感じである。パソコン店があって、日本語が打てる店があるということは、日本人観光客が多いということであろう。昨日の日記と写真4枚を送信した。だが写真だから、送信に40分もかかる。
 喜美代さんが調べていて、ここには温泉があり、そこに行くことになった。水着も貸してくれるらしい。坂道をあるいて500mいくと露天風呂になる。やはり酸素不足で息が少々しんどい。5つの浴槽があり水着だから混浴であり、その中の一つに人が多い。入ってみると混んでいるのが温かだから集まっているのであった。5m角ぐらいの湯船だが、底は砂になっている。そして深さは1・2mぐらい。他の浴槽は大きさもほぼ同じだが、少々ぬるいから人は2・3人しかかいっていない。
温かといっても40℃は無い感じだから、まして外の湯船は体温と変わらないぐらいである。外は雨だから浴槽から出ると冷えるから暖かい湯船にながくはいらざるをえない。喜美代さんのほかに日本人の婦人の8名の団体客も一緒である。混浴であるが、海水浴といった感じだ。
 温泉は鉄分が多いようで、臭いが有馬温泉と同じ臭いがする。すぐ脇を河が流れていて日本の鬼怒川温泉のような地形である。
もっと工夫して温度の差、サウナなどもあればよさそうだが、安らぎとまではいかない。底が砂だし、泥水にちかい色であまり衛生的には感心しない。第一海水パンツをはいて入るのだから、清潔感がない。だけども時計をみると2時間ほど入っていたことになる。旅のご婦人方、それに喜美代さんと話しながらだが、これもぬる湯だから長湯ができるというものである。指先をみるとほとびて、シワになっているほど長くはいっていたことになる。
 夕食は近くに「aiko 」という日本食店があるから、喜代子さんとビール、炒飯、スープ、サラダなどにした。久し振りで日本食だから落ち着く。
隣の席に日本人の父と息子の卒業旅行という人がきた。63歳という。川崎重工を停年で辞めたのち塾を経営していられるそうだ。僕の話を聞いて、自分も次ぎからはそれをやってみたいと興味を示されていた。
 明日のマチュピチュ遺跡観光は喜美代さんと一緒に歩くことにし、英語の説明書を彼女に翻訳してもらえるからありがたい。朝食は5時からやっているらしい。彼女が6時半のホテル出発と計画してくれた。

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by akinishi1122 | 2010-12-07 08:17 | 旅行 | Comments(0)

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