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世界旅行(14)

ワンワールド世界旅行(14)
2月3日(日)マドリード観光
豪華なホテルだったので、日本人の観光客と朝食のレストランで一緒になった。バイキング料理だから岐阜からの新婚旅行の林美和夫妻と話し、僕の旅に自分たちも将来そんな旅ができたらいいなといっていた。僕のその後の旅日記も送ることにした。
 ホテル代は理香かが予約したとき支払ってくれていて、ここでの支払いはなく9時半に出る。ホテルからすぐ近くに大きな公園があり散歩しながら20分ほどで、そこを過ぎたところにマドリード市内観光バスがでていてバスに乗る。あいにく雨で2階の展望にはでれない。乗車してから料金は車掌に払うのだが、「あなたは65歳過ぎてますか?」といって8ユーロにしてくれた。日本にもこんな制度はあるのだろうか。親切に聞いてくれるのがありがたい。日本語の音声解説のサービスもあるからよくわかる。今日は日曜と雨だから街の人通りは少ない。市内の解説は歴史や美術館などだが、ヨーロッパでも教会の建物が、国によっても少し違うものだなと感じる。
乗客はほぼ満席だが、雨で2階の展望にいけないからだ。さすがにプラド美術館には雨の中でも人が200mも並んでいる。世界一の名画の収集館だからである。僕もグレコ、ベラスケス、ゴヤといった名前だけは知っているが、見たら思い出すかもしれないが絵の印象はないから入る気はない。それよりも1934年代にスペイン人民戦線での内乱があったことで、現在の王室が倒れる寸前になり独裁政権ができたように記憶があるが、そこらの解説がなかったのが残念であった。
またセルバンテスのドンキホーテの物語はスペインについての若いとき読んだ本が印象につよいし、世界にも広く知られている物語だから、スペイン広場ではドンキホーテの像はやはり見たかったが雨で下車することができなかった。たしか近代ではピカソもフランスで活躍したが生まれはスペインであつたはずだと思う。
 予約したYHホテルに行くため地下鉄に乗ろうとして駅名を探していたら、改札の駅員が「何処に行くのですか?」と日本語で聞いてきた。日本に2年いたことがあるという。多分スペイン語の先生ぐらいしていたのかもしれない。スペインでは昨年の東欧以上に英語を喋らないという印象だ。若い人でも僕が話しかけた人は英語ができなかった。最初のケンブリッジの時の友達になったスペイン人のブランクもそうだったがあまり英語は使わない国柄のように僕にはみえる。彼とは2回ほど一緒に旅行したのにアドレスの記憶違いで連絡ができずじまいになっているが、このマドリードの近郊だといっていたがどうしているだろう。
 地下鉄で地図の駅で降りたのだが、地図の案内が不親切でそこからまたバスに乗らねばならなかった。後でホテルに聞いたら、歩いていける駅が近くにあるのに、と教えてくれたから日本語の案内がおかしいのである。
 さっきの案内の下車駅の周辺で10人ぐらいに聞いたが分からないはずである。ホテルは昨日は満員で断られたのに今日はガラ空きである。大きな舞台のある会議室などあるから、恐らく昨日は団体だったのだろう。
 昨日のホテルも今日のホテルも土曜、日曜、はコンピューウターが使えないという、こんなコンピューウター時代におかしいと思う。僕のもって来たコンピューウターもいまのところ接続できずに日本への送信ができずにいる。明日は使えるらしいが、果たして日本語が送信できるかだ。
明日の小旅行を相談したら、事務の女性が自分の里でバスで1時間のところだがお勧めだと紹介してくれたので、僕のねがっていた近郊の旅ができそうだからありがたい。

by akinishi1122 | 2010-10-07 21:18 | 旅行

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