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70歳のケンブリッジ語学留学(4)

(4)7月13日(水)午後からロンドンへ
朝早く家を出るために食事をとろうとしたがミッセルは起きてこないし、食事を探していたが、何もない。コーンフレークなどがあるはずなのだが、「朝は好きなように食べなさい」と言っていたのに、何もないではないか。あるのはフルーツだけだ。冷蔵庫を見ても何も無い。だから牛乳だけ飲んで出ることにした。他の生徒はどうするのだろう。一人で出掛けるのだから7時に出たら、迷ってもなんとかなるだろう。隣の人にケンブリッジ駅はどこだろうと聞いて、このバスで間違い無いこと、2回ほど聞かねば不安だった。だがもうこれで一人で通学できる自信がついた。
駅のコンビニに入ったら寿司があるから昼食用に、それにフルーツセット、水など買った。これで5,5ポンドンだった。これで大方毎日の要領がつかめた。
お金の札はわかるがコインが4種類の釣銭でたまったのが、どれが高いのやらサッパリ解らない。コンビニでもコインを全部出して、その中から店員にとってもらった。だがこれもいつまでも続けられないから、早く覚えねばなるまい。1ポンドは200円相当だという。
教室には、昨日午後休んでいた中国女性も来ている。息子がいてこちらの学校にいるという。18歳の青年というが、この婦人は2ヶ月の勉強らしい。仕事を持っているのに英語が必要なのはなぜだろう。
日本から土産に持ってきた扇子を全員と先生にプレゼントした。日本では、家で100円均一の店で買ってきてくれていたので助かる。僕も初めて開いてみたがなかなか良い仕上げである。だからみんな喜んで早速使ってくれている。隣の夫人はよく英語わかるようだが、主人がフランスにいて、フランス語が出来るから、英語も理解が早いのだろう。
サリーを着ている婦人は6人で、全てモーリタニヤだという。だいたいアラビックは金持ちが多いということだ。石油の産地だからである。*
授業で毎日の生活を質問された中で、僕の番になったら、「4時に起きて日記を書き、百歳の会員にメールを毎日送信している、」と言ったら先生もびっくりしていた。日記を書いている人は居ないようだ。「奥さんに見られたら困るのではないか?」と質問がでた。だから「多分妻は見ないだろう、人の日記を読んでもあまり良い感じをするものでないから」と言っておいた。だが「信じられない!」とわいわい喋っている。彼女らは人に見られると困るから書かないとということらしい。女先生もそんな意見だった。それにしても、毎日百歳の会通信をだすというのは驚きだという。写真を送信するというが、会員はどんな人なのか、またその中に女性は何人いるのか。外人も入れるのか、など聞かれた。外国人が入れるかとの質問は新しい考えとして面白い。
ぜひ門戸を広げたいものだ。日本の中小企業家が中心だが世界に広めてもいいなと気付く。この質問はモーリタニヤの生物の女性教授だった。
昼食用の寿司を買ったのはいいが、食べてみると、米がブツブツで寿司とは外見だけである。サーモンと巻きの中に魚が入っているが、こんなのが寿司といえるか。これを外人が初めて寿司と思い食べたとしたら、おおきな誤解を与えることになるから、店に出して欲しくない、少々腹がたつ。外見ばかりの寿司である。これには日本人は関与していないだろう。見様見真似でどこかの工場で作っているのだろう。
今は真夏だからでもあるのだろうが、若い女性が肌着だけで、腰と上との間にヘソを出して、胸のおっぱいがいまにも見えそうで、半分ぐらい出して歩いている。なかなか魅力的だが、若者の90%はこれである。ロンドンもケンブリッジもそうだ。だが50歳ぐらいの婦人がこんなんで歩いているのに出会ったら、いただけないものだ。しかも黒人ときたらもっと凄い。黒人も結構多いが、口紅を赤くひいているのに、赤がめだたないのにやはり赤の口紅がいいらしい。黒人女性でクラスに20代の女性がいるが、いつもガムを噛みながらの授業をうけている。目が大きくぱっちりとして美人だ。歯が真白くて美しい。黒人の二人とも綺麗。
女性たちはサリーを毎日着替えてくるが、柄だけ変わって形は同である。暑くないのだろうかと思うのだが、頭から腕、足先まですっぽりと着ているが、その上から、僕がプレゼントした扇子を使っている。
今日ロンドンの留学事務所に行きメールや電話のかけかたを習った。これで日本との交信も出来るし家も安心してくれると思う。

by akinishi1122 | 2010-09-21 07:35

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