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ふたたびのオックスフォード

ふたたびのオックスフォ―ド(1)207年7月7~8日(日)
関西空港に家族全員が見送ってくれた。出発は16時55分だが荷物預けや座席指定などがあるから、家を2時に出た。哲顕には仕事がはいっていたが午前中に仕上げて帰ってくれた。昨日は同友会の全国総会で香川の高松にも一緒に参加して、帰宅も8時を過ぎていたが連日つきあってくれてのことだ。哲顕は会社見学の分科会に出て、そこは介護関係の靴のトップメエーカーらしく、僕がヨーロッパを自転車で回るのだったら歩き易いのがいいだろうと、最新の開発されたのを僕と秋子に買ってくれたらしい。
なるほどクッションが良く軽い、午前中に家に宅配されたが、早速履かせてもらうことにした。
今度の留学は「毎日コミミュケーシヨン㈱」にした。前のWishとは同じプログラムの5週間でも30万円の違いがあるので、やはり他社からの見積はとるべきだなと思う。
シンガポール航空で荷物は20kオーバーすると6000円の追加料金がかかるというので、30k近くあったのを手持ちケースに大分移し替た。重たいのはパソコンと本があるからである。「近現代史を語る下」「反デユーイング論」「時代をひらく哲学」「憲法対決の全体像をつかもう」「地球の歩き方・ヨーロッパ編」「地球の歩き方・イギリス編」「ヨーロッパ2000円の宿」「囲碁練習問題シリーズ4冊」「ヨーロッパ交通機関の時刻表」「100万人の英会話上達BOOK」[英語辞書」「大学ノート」「日記帳用ノート2冊」である。
昨日のホムページでの「建設トラブル相談」に対して午前中に回答を済ませた。
関空では理香がJCBの案内所でフランス、スペイン、オーストリア、スイス、ドイツ、イタリー、ギリシャなどの案内パンフをもらってくれた。
全員で送ってくれるが、西宮から直通バスが出ているので、気の毒に思うが皆の気持ちを有り難く受けることにした。
今回の予定はオックスフォードでの勉強は5週間、その後はヨーロッパを約2ヶ月の一人旅になる。旅を目的の英語研修だから段々目的に近づいてきている感じでいる。スイスのBurryの家に早い時期に寄ってから、秋子と最初に案内してもらった滝や河、湖などもう一度見たいと秋子が言っていたから案内してもらいたい。Burry にヨロッパの旅についてのアドバイスももらいたいと思う。
搭乗ゲートに入ったのは16時15分、皆と別れたが免税店の上に皆姿を見せてくれていた。乗り込んでいよいよ飛び発つのは17時20分だった。香梨に電話をいれたら、駐車場から僕の乗るシンガポール機が見えてるとのことである。
まなちゃんが2歳の誕生日が終わったばかりだから、今度帰る時は相当喋るようになっているだろうから楽しみである。きあらもすっかりお姉ちゃんぶりを発揮していることだろうから帰国の楽しみが多い。
乗客は20%ぐらいしかいなかったから、3ツの席を一人で使うことができて横になれた。機内食も美味しくいただけ残さず食べ、ビールも2本飲んだからゆっくり眠ることができた。シンガポールまでは丁度5時間ほどである。乗り継ぎの時間は1時間ほどで、搭乗を待っていたら日本女性が一人いて、福岡から着いたが、6時間ほどここで待っていたらしい。だから少々市内を歩くことができたという。30歳を少し出たぐらいではないかと思う。僕の旅の体験など話したら、初めての留学だから大変参考になったという。会社を辞めてきたらしく、同じオックスフォードという。名前と電話を書いてくれ、「また何かあったら相談させてください、とのことだった。僕は自分の携帯番号を知らないからメールのアドレスを書いておいた。福島美紀子さんという。
座席は通路側を希望したが混んでいたから窓側しか空いていないという。昔だったら窓際を望む人が多かったが、最近は旅行慣れしている人が多く通路側が先に詰まるようだ。丁度翼の横で前には座席がなくスチュアーデスだけだったので幸いした。隣はオーストラリアの40代の夫妻で1ヶ月のホリデーでイギリスが里の奥さんの家にいくらしい。奥さんは中学の先生で旦那は大型トラックのドライバーらしい。ブリスベンの近くらしいが600平方mの土地と家に住んでいるというから、「金持ちだね」と言ったら、「いや、ローンだから20年は返済にかかる」といっているからやはり現金というのはどこの国でもなかなからしい。
飛行機は夜の10時シンガポールを発ちヒースローには朝の5時に着いた、時差が8時間だから13時間かかっている。
出迎えが待っていると思ったが30分以上待ってやっと来てくれた。カシミール国籍で顔はインド人と同じ顔をしている人だ。同じオックスフォードに行く福島さんはまだ出迎えが来ていないから、僕のドライバーが「良かったら一緒に乗りませんか?」と言ってくれたが、彼女は電話が通じてここで待っていていいらしい。オックスフォードから1時間以上かかるから相当早く迎えにでなければならないから遅れているのだろう。僕の運転手は35歳で両親がカシミールで、彼はイギリスで生まれたそうだ。学校はイギリスの学校を出たのだが家ではカシミール語を使っているらしい。結婚相手も同国の人らしく、カシミールは集団をつくっている街があるという。宗教もヒンズー教を祀ってるという。
1時間ほどでホームステイについた。ここは昨年僕が住んでいたほんの近くで良く知っている地域だ。ベルを押して出てきた婦人はまだナイトガウンを着ていて、このベルで起こされたことがわかる。まだ寝ぼけた顔をしているのは日曜の7時前だからだろう。昨年の下宿先とは400mぐらい離れた家だ。だから学校へは前より近くなるからありがたい。早速2階の僕の部屋に案内してくれた。彼女は段々眠気が覚めて愛想が良くなり、笑顔で接してくれる。下宿は僕一人だからよかった。部屋は4坪ぐらいだからオーストラリアやニュージランドの時の家の半分ぐらいだ。イギリスは大方こんな部屋ばかりである。息子は24歳で大学生らしい。これからの3人の生活になる。
彼女はどうやら幼稚園の保母の助手みたいな仕事をやっているらしい。おそらく来園する先生や児童の一日のための準備をしているようだ。年齢は50歳の前半とみえる。少々太っているが丸顔で化粧したら綺麗な人かもしれない。煙草を2年前に止めてから太ったという。今日は孫で6歳の男児が遊びにきていて、休日になるとおばあちゃん宅に来るというから我が家と同じだ。おばあちゃんは可愛がるから慕われるのは同じである。
ここの息子は白人だがこの孫は肌が黒いから娘婿が黒人のようだ。
土産は日本製の絣の袋と扇子を、ここの息子には絣の浴衣を秋子が用意してくれていた。孫の両親へも絣袋と扇子をそれぞれことずけておいた。
話している間に、この人もアッサリしてうちとけ易い良い人のようだ。楽しくいけそうである。
「僕は夕食にアルコールを飲むがウイスキーを買ってきてもいいか?一緒に飲みましょう」と誘っておいたが、あまり強くないらしい。「どうぞ、どうぞ」と言ってくれたので安心した。
この近くの酒屋やスーパーは知っているからシヤンプー、ボデーソープ、それにウイスキーを買ってきた。昨年のイギリスの金が50£あったからこれを使い15£ほどであった。昼食にサンドイッチが出て早速彼女がウイスキーの水割りを作ってくれた。僕が持ってきた昆布茶を出してやったらソルテイーと言って、一口飲んだだけでno thank you とどうも合わないらしい。彼女はチョコレートとコーヒーが好きで、飲みすぎだから、肌にブツができるらしい。大体食後2杯飲むらしい。僕にもすすめたが食後は大体コーヒーらしい。
フルーツが積んであるからいつでも食べたらいいと言ってくれた。僕はトーストと牛乳、ジャムでいいと言ったら冷蔵庫を見せて好きなものを食べなさいとのことだから食生活は問題なさそうである。
昼食後バスに乗り1日券が3£であった。シテーセンターに行く途中で昨年買った自転車店が開いていたので降りて買うことにした。車輪が大きく少々サドルが高いが荷物台があるからこれで工夫したら旅行のケースが積めるからこれに決めた。129£である。イギリスはヘルメットは義務ではないが、安全のために19,95£で買う。いずれもVISAカードでOKだった。こんなに早く買う積もりでなかったからカードを取りに家に帰り、試運転してから支払った。
この自転車で街のセンターまで行き1年ぶりの街を歩く。「戻って来た」といった気分だ。
帰りに昨年お世話になった家に寄ったら大変喜んでくれ、コーヒーを入れてくれた。僕の部屋にはトルコの女子大学生が入っているらしい。なんだか会ってみたいような気持ちになる。佳子からの土産を渡し、一緒に庭で写真を撮った。気持ちよく歓迎してくれて嬉しい。
5時ごろ帰宅したら息子だけいて挨拶すると、もう僕についての説明が済んでいて知ってる風だった。
シャワーを浴び横になったら、目覚めたのが9時になっていた。やはり時差ぼけである。夕食は僕だけで食べた。鶏の肉のフライ、ポテトの小芋、カリフラワー、ニンジンなどをケチャップで食べるのである。ウイスキーの水割りも彼女が作ってくれた。彼女にも、息子にも勧めたがあまり好きではないらしい。
10時に床につく。
夕方香梨に電話したら、家の庭に猿が出たらしい。きあらちゃん位の大きさで、ビックリして声を出したら、歯をむいて威嚇するらしい、この分だと窓は開けておけなくなるようだ。どこから来たのだろう。動物園も無いのに、この知らせを僕の携帯に知らせようとしたがつながらなかったらしい。

by akinishi1122 | 2010-09-15 10:46 | 旅行

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