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Bergenに着く

スカンジナビヤの旅(15)Bergenに着く
8月1日(金)
 昨日プールで泳いでいた若い日本人女性らしい人がいたが、白人青年と一緒だったから、どうかなと思いながら「日本人ですか?」と聞いてみたら、そうだという。ノールウェーの男性と結婚してこちらに住んでいるとのことだ。建築士で日本の琉球大学を出た箕面出身だそうである。大学を出てイタリヤのミラノの語学校にいた頃彼と知り合って、その後ノールウェーの建築の大学院にはいり、卒業してこちらで都市計画の事務所で主にセカンドハウス(別荘)設計をしているという。旦那はここの天然ガスの会社に勤めたいる。彼の里がTorondheimだから里帰りしての帰りだそうだ。日本もこちらの都市整備を学ぶべきだと僕もこの自然の守り方を見、てなかなか良い仕事だから、ノールウェーと日本と両方を組み込んだ仕事は今後必要になってくるだろうから、是非頑張ってくれるように励ましておいた。彼女もそんな方向になれたらいいな、と考えているらしいが、その為には、まだまだこちらの都市計画の勉強を積まねばならない、と言っている。吉田素子さん。
次にやはり日本人夫妻に合った。やはりTorondheimから乗られたそうだ。飛行機で着き昨日からのこの船である。63歳婦人服などの製造販売をされていて、近畿を中心に33店舗の店を持っていられるが、無借金経営だというから、たいしたものだ。すべてオリジナルの製品だから強いようだ。だが開発が当たるとそれだけでビルが建つというし、また失敗すると今までのお金が全部消えてしまうといった業界のようだ。名刺を見ると、心斎橋、なんば、梅田、天王寺、御堂筋、京都、三宮、新宿など一流の地域に店舗があるから、相当高いブランドであろう。
商売は浮き沈みが激しいのでバクチみたいだから自分はバクチはやらない。と言っていられるが、僕と同じような考えが経営者は共通する考えだなと思う。鈴木泰司さん夫妻。
このような海外旅行をしょっちゅうやっているが、流行を生み出すヒントを得るためだから、税務署もこの旅行を経費と認めてくれるらしい。僕みたいな旅行する者にとっては有り難い話に見える。
昨日の日記を打ち込もうとしてたら、船の清掃があるから、10時までに荷物を外にだしてくれ、とのことだから、書けずじまいになった。
昼食はドイツ人の家族5人と同じ席になった。隣がお母さんで72歳その娘夫妻
などだが、旦那はフォルクスワーゲンに勤めているが、TOYOTAに押されて最近は苦戦しているという。まだ40前ぐたいだが旦那は英語話せないから奥さんの通訳での会話だった。お母さんもまったくドイツ語だけ、こんな旅を家族で1週間もできるというのはやはりドイツだからであろう。会話した人の多くがドイツ人だが大分近い国だし、夏の大西洋は今が一番の観光に適しているからだとのことだ。
2時半にベルゲン港に着くから、昼食を済ましたら、もう下船の準備にかからねばならない。
Berugenはこの国の最初の首都だったらしいから、さすがに今までの街より建物が多い。それに洒落た作りで華やか。公園も真ん中に大きく池をつくり、そこを中心に街が整っているようだ。その近くに僕の知らない、作曲家であろう人の像がバイオリンをひいいている。ホテルまでは地図をたよりに歩ける距離だった。ノウルウェーでも2500キロ離れた北のヒルケネスとは温度がこんなに違うものかと汗がにじむ。30度近くあるのではないだろうか。
写真を撮りながらだから30分ほどでホテルに着く。駅から船から30分、鉄道の駅からは5分ほどである。
今日は予約だからいいが、明日は土曜だから満室らしい。一晩で朝食つきで175クローネだから、3500円というから安いが、50人ぐらいの部屋でベッドも3段である。
安いからこんなのは当たり前なのかもしれない。長期旅行者にとっては安いのが一番だ。
先ずいままで一週間ほど通信出してないから、ホームページにその分の日記を書き込まねばならない。パソコン喫茶に行き、開いてみたら、会社MRCに「建設トラブル相談」のメールがはいっていたから、相談者に回答をだしておいた。次にN子から「大学が休みに入ったから、ヨーロッパとOxford」に寄り、少々勉強をしてZesika嬢とも再会するのも楽しみです」大学は休みだが学生と違い1ヶ月が限度ということだ。
かじか会の坂口氏からは「スカンジナビヤの旅」として8月号に2日分を美味く編集してきて、これでいいですか?とあった。
岡山のD先生から、俳句がフインランドの風景がよくわかります。とあった。時事通信の台湾特派員だったDさんから、旅日記ホームページ開いて見ますとある。かじか会の宮本さんは、「ビックリしました、外国からですね」とある。
ケーブルに乗り街を展望できる山200mぐらいまで上がり全体をながめる。
そこに30歳ぐらいの日本人夫妻が2歳ぐらいの子供連れてきていた。どこからですかと聞いたらオランダに住んでいますという。週末だから遊びにきたという。この人は「日本の監査法人」の社員で全員が公認会計士の会社で、自分は2年前から派遣されてきているとのことだ。監査法人だから日本の一流企業ばかりの監査をするのだから、最近は外国との関連が多いので現地でも調べる必要があるのだというのが、こんな長期の派遣していることで国際化がこんなところまでか、と知る。
外国では日本と違って仕事と私生活がはっきおり区別できるから、こちらの生活がながければ、帰国したら、しんどいかもしれないという。
明日のホテル探しのために、本にある安いホテルを地図で辿るっていて若い二人連れの娘に聞いたら、「私が連れていってあげよう」と道案内してくれた。お礼に扇子をプレゼントしたら、ありがとうといって頬にキスしてくれた。学生かと聞いたら、「ヘヤーカッターだ」というから、美容師なのだろう。
だがここは満室だったが、すぐその近くで、若者が大きなリックを背負い数人が入っていくのを見かけたから、「ホテルですか?」と聞いたらユースホステルだという。そして、明日の予約をすることができた。もうホテルがなければ次の街に行こうかと考えていたところだから、大感激だ。なんて僕は運がいいのだろう。
ホテルに入ったら、日本人女性と、若い男性がいた。三人外でビール飲みながら話すことにした。もう9時半であったが、彼女はいま食事をつくったところだった。佐賀出身で広島のスーパーで働いていたのを辞めて世界の旅らしい、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリヤなどの途中という。山田彩さん 青年は、池畠章剛君、18歳で高校卒業してすぐ世界の旅らしい。なかなか頼もしい、ヨーロッパ6をまわり、デンマーク、ノールウェー、そしてスウェーデンなどまわって、オーストラリヤ、ニュージランドなどでは働きながらの旅行になるようだ。これだけ若くて行動力がこんな優しい喋り方なのにどこからでてくるのだろうと感心している。
明日は7時に起こして下しといっていた。もう12時になっていた。

by akinishi1122 | 2010-09-12 08:28

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