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スカンジナビヤの俳句

スカンジナビヤ ノルウェーの湖水地方 

雪水も月も白夜にありぬべし
にごる水水澄む方へ入りけり
湖に天女でてみよ雪明かり
白人が席あけてくれ心友に
日本にも大雨といふ夏湖水     大雨で兵庫県で四人も無くなったという
掌のパンに群がる夏の湖
峰の雪鏡の湖に下りてをり
甲子園決まりましたのメールかな   報徳学園が出場決まったと
朝涼し夜の涼しさと比べけり
腰痛を忘れましたと夏便り      腰痛を忘れてしまった
孫見ぬと夫婦の旅や夏帽子     65歳の夫妻が初孫にあいに始めてと
湖水まで氷河の流れ白さかな
夏の湖日本の婦人と会ひにけり  北海道からの人々
湖を越えればそこにまた湖水
放牛に夜の無き白夜かなしかり
写しあひ心つながり峰の雪
ちちははに孝行せずの夏の旅   こんな景色を見せてやりたかったものだ
残雪は湖面の鏡に還りたり
メール未だ甲子園から届ざり    何時が初対戦なのだろうか
宿題の無き国にあり夏休み     ここの国は宿題がないという子供たち
湖にやたらと多き島の夏
湖に手をつけてみる峰の雪

by akinishi1122 | 2010-09-05 20:41 | 俳句

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