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2008年スカンジナビヤの旅

スカンジナビヤの旅(2)
ヘルシンキ  観光船に乗る 7月19日(土)
 朝食は7時からというので下りてみたら、バイキング料理でなかなか良い、肉、ハム、野菜、果物、飲物なんでもありだ。こんなサービスで39.50ユーロだが、僕の場合は個室だから高いのだが、一般は多分日本円で4000円ぐらいのはずだ。僕にしたら申し分ないくらい設備もあり、おまけにサウナがだれでも入れる立派なのがある。部屋には冷蔵庫もついている。
朝食を済ませて街にでる。地下鉄に乗るにはやはり券売機がありコインで2ユーロだった。改札も出札も無いし係員もいないから、おそらく頻繁に検査員がくるのだろう。そして不正乗車には高いペナルチーが課されるのだろう。みんな券売機で買っている。
僕の関心はパソコンカフェを探すことだったがなかなか見つからず、あるにはあったがハンバーガーショップで、無料で使用させてくれるのだが、日本語が出来ないし、持ち込みのパソコン接続機能がないらし。だから送信できずじまいだった。
地図を頼りに中央駅からエストラーナ公園を約1.5キロでマーケット広場についた。そこが観光船の乗り場である。11時頃で土曜日だからであろうかベンチが公園通りに沢山あるのだが殆ど人が掛けている。それも4人掛けのを一人か二人で、しかも老人がほとんどである。日本では老人が外でこんなに沢山ベンチを使用しているのが見かけないから不思議にさえ思う。なにか話しするでもなしただ日光浴という感じであるが、もう働くのを終えてのんびりしているを観ていて心和むものだ。
 僕は半袖だしここでも長袖の人は少ないから、快適な温度といった丁度良いときに来た思いである。歩いている人で2mを越すような人がポツポツ見かけるから平均すると背が高いのかもしれない。トイレに入ると男性専用が便器の位置が高く、とても僕には利用できない高さだからいつも座席型便器を使うことにしている。子供や背の低い人がいるはずなのにそんなことは考慮にいれてないのだったらおかし。
マーケットが観光船の発着の際までテントを張って並んでいるが、おそらく500店はあるだろう、果物、雑貨土産物、屋台なんでもありだ。
1時発の観光船に乗った。大きいのや小さい船が沢山出ていて、僕は200人乗りぐらいのに乗る。18ユーロでVISAカードで支払う。殆どの人がビールを飲んでいるからサービスについているのかなと思ったらそれぞれ注文しているらしい。マーケットにしろこんな大型観光船にしろ大体日本人がいるものだが、この船にはいない。出帆してまもなく大型客船が停泊している、ビルの10階建ぐらいで全長が150mぐらいだから世界旅行の船だろうホワイトウイングと書いてあり、なるほど「白い翼」とはロマンがあっていいな。こんな船から下船した観光客なのだろうこの賑だ。
海水が濁っていて、日本の鳥羽や賢島にはおよばない。ヨーロッパとロシヤに接していて、絶えず海からの外敵があったようで、沢山の島があるが海へ向けて大砲が並んでいる。絶えずノルウエーやロシヤの植民地であったらしく、1917年のロシヤ革命の時レーニンの「植民地を作らず、にさせず、植民地を持たづ」の精神でようやく独立したらしい。だからソビエトとも友好関係を続けていたらしい。ロシヤ革命の時の「戦艦ポチヨムキン」の映画を昔観たが、あの氾濫による革命の拠点がこの近くで現在のペテルグラードがすぐ近くのようだ。
沢山の島があるが、だいたい橋がかかり道がつながっているようである。明日の観光バスでは陸路で世界遺産になっている砲台跡をみることができるかもしれない。
1時間半で終わり露天のマーケットで郷土料理のアジみたいな小魚とポテト、野菜などを炒めてあるのを注文したらすごいボリユームだ。隣にいた婦人が「美味しそうね」と笑顔をみせたので一人では食べられないのでどうぞとすすめ助けてもらった。アメリカ人とデンマーク人婦人で、アメリカ人はニューヨークで高校の数学の先生、デンマーク婦人は政治経済学の教師をしているという。日本の東京、大阪、京都、奈良、広島など行ったことがあり、いまでも京都や広島に友人がいるとのことだ。「ご機嫌いかがですか?」とか「はじめました」と日本で日常あまり使ったことのない言葉を、覚えているだけ使ってくれた。
「日本の先生たちはあなた方のように2ヶ月も休暇をとれないから、日本人の教師はきっと羨ましがるでしょう」と言っておいた。どうしてデンマークとアマリカの婦人が友達なのか不思議に思ったが聞くのを忘れてしまった。こんなに長期の旅行で船旅だと異国の友達が出来るのも当たり前かもしれない。
あまり現地の料理は食べないことにしているが、お腹が空いたので食べてみたがやはり僕には油や味付けが合わない、夜には少々お腹の調子がおかしいから、やはり変わった料理はよくない。3人で食べたがまだ残っていたほどのボリユームだった。ビールで流しこんで食べたのだが。
市内を走るトラム(路面電車)に乗る、同じ路線を1周したらはぼ街並みがつかめた。運転手は女性である。たしかこの国の国会議員の50%近くが女性でしめているということだから、男女平等が行き届いている感じ。
 ホテルに帰り6時に夕食をとる。フランスパン、ハム、ヨーグルト、トマト、葡萄、牛乳、ビール大缶でこれが一番僕にはあう。
6時半にサウナに入る。すると若い女性が2人は入ってきた、ビックリしたが彼女等も驚いていて、すぐ出ていったが、日本人のように全身脱ぐことないらしいからなのだろう。混浴といっても外国人はプールの感覚らしいのでこんなのは普通なのかもしれない。
体調を維持するために外は明るいが7時半にベッドにはいった。

by akinishi1122 | 2010-09-01 10:12 | 旅行

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