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(23)ペルージヤへ

(23)旅日記 10年8月19日フィレンチエからペルージヤへ
フィレンチエからの列車に日本人の夫妻が乗っていられた。なんと熊本からこられて、天草の牛深高校で先生をされていて、停年を期にいま世界の旅の途中だという。地理の先生だから、教えていた地方を回られるのだから、僕の旅とちがい深味あがるだろう。2か月らしいから、僕もワンワールドで昨年行ったから、よく似たコースを回られている。こんなところで、天草高校の「時の記念日」のマラソンの話がでて、僕も2年の時17等に入賞したのですよとはなし、今88歳の兄は3等をとったことがあると懐かしく語りあえてよかつた。お二人はローマに行かれるから途中で僕は乗り換えで別れた。
フイレンチエを11時15分に発ち、途中で乗り換え時間40分、ペルージヤについたのは2時半だった。晴天で大変暑い。ここはオリーブの畑が多い。この地方になって急に増えてくる。オリーブといえば、食べることはあまりないが、オリンピックの優勝者の頭にかぶる輪ということが僕には印象だけである。だが食用油にもなるようにも気憶もあるようだ。たしかギリシャの方に行けばオリーブ畑が一面に広がっていたように思う。
 バス乗り場で、僕のホテルを聞いたらP番号に乗るように言われたので乗ってみたら、どうも僕が予約し、この前泊まったホテルと違う方向へどんどん進む。僕の気憶違いなのだろうか、と思いながら乗っていると、ここだ。と運転手が教えてくれた。
どうも前のホテルの場所とは違う風景だ。とにかく暑いから、アイスクリーム店にはいる。そこで教えてもらったが、なかなかみつからない。引き返してもう一度聞いたら途中で右といわれたのを右に曲がってしまったからの失敗だった。ずっと歩いて道路の右側にあったのだった。
ところが、このホテルは満室だとのことだ。確かに昨日「OKwelcame」と言ってはずである。おかしいと思っていたら、僕がホテルの隣の次の欄に印をつけ間違ったホテルを尋ねたことの失敗だとわかった。このホテルも親切に僕のホテルに電話してくれ、逆戻りするのだがバスが40分もまたねばならなかった。自分の失敗だからこんな暑いなかのバス停でも、腹はたたないものだ。腹を立てるということは、誰かが自分に迷惑をかけたとき腹はたつものだなしる。
 駅に戻って、駅から1キロとでているが、暑いから歩く気になれない。タクシーに聞いた。騙されないために値段も確かめたいのだが、「多分8ユーロくらいだろうが、メーターに出る料金だ」という。それはそうだろうが、遠回りされたらかなわないから聞くのだったが、8ユーロと目安がついたので乗ることにした。
着いたホテルは2年前に泊まったホテルではなかった。でも8,5ユーロとでていたので計算して渡そうとしたら、8ユーロでいい。端数はとらなかったので、土産の日本の扇子をプレゼントしておいた。こんなに人を疑うことはあまり気持ちのいいものではない。親切な人を疑うと自分が恥ずかしくなるものだ。
大分無駄な時間をすごしたのと、暑いからもう今日は街を歩く気にならなかった。ホテルはなかなか良い。2日で44ユーロを支払う。
部屋に2人のイタリヤの大学生でミラノ大学らしいが。バイクで来ていて、さっき着いたところらしく、休憩して出て行った。一人は物理学、もう一人は生物学を専攻していて、2000キロを走っているという。「ミラノでは2年前地下鉄でポセットから小銭と眼鏡を盗られたのでそれが強烈なミラノの印象だ」と話したら、「ミラノに限らず世界には不注意sぃていればどこでもスリがいるからそんなに悪く思わないでもういちど来たくれ、良いところも多いのだから」とこの学生はなかなか愛相のいい青年だから、安心できる仲間だ。
夕食もホテルで頼むことにしたら、なかなかボリュームがあり、魚のフライ、ポテトチップス、サラダ、桃、パンそれに何か飲み物がつくが、僕は水にした。ビールを頼んだら、ないという。ワインしか置いてなく、大きな瓶で7ユーロというが、小さいのはないか?と聞いたら、3ユーロにまけておく。というのだから、えらく気前がいいものだ。
そして美味い。半分ぐらいしか飲めなかったから、明日にまたいただくことで置いてもらうことにした。
 孫のちえちゃんからもメール
(旅行からかえったらあそぼうね、楽しい旅行にして帰って来てください。帰ってくるのをまっているよ。約束だよ、きよつけてね。風邪ひかないでね ちえより)
まださつきがおかにいるらしい。
哲顕からのメール
(先程新潟明訓に2対1で勝ったようです。明日は準決勝で優勝候補の沖縄興見南と戦います、選抜の優勝チームが相手なので厳しい戦いになりそうです)とあったので、明日の試合と優勝戦をビデオで撮っておいてください。と返信しておいた。
秋子からのメール
(段々帰りが近くなって来ましたね。いいところを旅している様子、楽しんで下さい)
この町ではナポリの医師と一緒に駅まで歩き、葡萄畑でふたりで大きな房をもいで食べながらあるいたことで、葡萄畑も続いている。今が盛りのようだ。

by akinishi1122 | 2010-08-29 08:34 | 旅行

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