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俳句

18日 孫娘生命科学卒業す

本日は大学の卒業式の羽織姿で出席した


# by akinishi1122 | 2024-03-19 12:01

我が五月ヶ丘

第7836号 日々新聞 社内報 2024年3月5日(火)

金儲けのための国会議員でいいのか  

戦後新しい憲法の中学教科書から(宮﨑会長が中学生の時の)

国会とは

民主主義は、国民がみんなでみんなのために国治めていくことです。

しかし国民の数は大変多いのですから。誰かが国民を全体に変わってくれる仕事をするよりほかありませ

この国民に代わるものが「国会」です。

国民は国を治めてゆく力、すなわち主権を持っているのです。

この主権を持っている国民に代わるものが国会ですから、国会は国で一番高い位くらいにあるので

これを最高機関といいます。

「機関」というのは、ちょうど人間に手足があるように、国の仕事をいろいろ分けてする役目のあるものという意味です。

第7837号 日々新聞 社内報 2024年3月6日(水)

金儲けのための国会議員でいいのか(2)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

今日は宮﨑工務店の創業57年日です

国会とは

国の仕事は大変多いのですが。これを分けてみると、だいたい三っに分れるのです。

その第一は、国のいろいろの規則をこしらえる仕事で、これを「立法」というのです。

第二は、争いごとをさばいたり、罪があるかないかをきめる仕事で、これを「司法」というのです。

ふつうに裁判といっているのはこれです。

第三は、この「立法」と「司法」とをのぞいたいろいろの仕事で、これをひとまとめにして

といいます。「行政」といいます。

国会は、この三っのうち、どれをするかといえば、立法をうけもっている機関であります。

司法は裁判所が受け持っています。

行政は、内閣とその下にある、たくさんの役所が受け持っています。

第7838号 日々新聞 社内報 2024年3月7日(木)

金儲けのための国会議員でいいのか(3)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

国会とは

国会は立法という仕事を受け持っていますから、国の規則はみな国会がこしらえるのです。

国会のこしらえる国の規則を法律といいます。

皆さんは法律という言葉をよく聞くことがあるでしょう。しかし、国会で法律をこしらえるのには

いろいろ手続きが要りますから、あまりこまごました規則までこしらえることはできません。

そこで憲法は、ある場合には国会でないほかの機関、たとえば内閣が、国の規則をこしらえる

ことを許しています。これを「命令」といいます。

しかし国の規則はなるべく国会でこしらえるのがよいのです。

なぜならば、国会は、国民がえらんだ議員の集まりで、国民の意見が一番よくわかっているからです。

第7839号 日々新聞 社内報 2024年3月8日(金)

金儲けのための国会議員でいいのか(5)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

あたらしい憲法は,国の規則は、ただ国会だけがこしらえるということにしました。

これを国会は「唯一の立法機関である」というのです。

「唯一」とは、ただ一つで他にはないということです。

立法機関とは国の規則をこしらえる役目のある機関ということです。

そうして、国会以外のほかの機関が、国の規則をこしらえてもよい場合は、

憲法で一つ一つきめているのです。

また、国会のこしらえた国の法規、すなわち法律の中で、これこれのことは

命令できめてもよろしい。とゆるすこともあります。

国民の選んだ代表者が、国会で国民を治める規則をこしらえる、

これが民主主義のたてまえであります。

第7840号 日々新聞 社内報 2024年3月11日(月)

金儲けのための国会議員でいいのか(6)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

国会には国の規則をこしらえることの他に、もうひとつ大事な役目があります。

それは、内閣やその下にある、国のいろいろな役所の仕事のやり方を、

監督することです。

これらの役所の仕事は「行政」という働きですから、国会は行政を監督して間違い

のないようにする役目をしているのです。

これで、国民の代表者が国の仕事を見張っていることになるのです。

これも民主主義の国の治めかたです。

第7841号 日々新聞 社内報 2024年3月12日(火)

金儲けのための国会議員でいいのか(7)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

日本の国会は「衆議院」と「参議院」との二つからできています。

その一つ一つを「議院」といいます。

このように、国会が二つの議院からできているものを「二院制度」というのです。

国によっては一つの議院しかないものもあり、これを「一院制度」というのです。

しかし、多くの国の国会は、二つの「議院」からできています。

国の仕事はこの二つの議院がいっしょにっきめるのです。

なぜ二つの議院がいるのでしょう。

みなさんは野球やその他のスポーツでも、「バックアップ」ということをご存知ですか。

一人の選手が玉を取りあつかっているとき、もう一人の選手が。うしろに回って、まちがいの

ないように守ることを「バックアップ」といいます。

国会は国の大事な仕事をするのですから、衆議院だけでは間違いが起こるといけない

から参議院が「バックアップ」をするはたらきをするのです。

ただしスポーツの方では選手がお互いにバックアップしますけれども、国会では

主な働きをするのは衆議院であって、参議院はただ衆議院を「バックアップ」するだけのはたらきを

するのです。

したがって、衆議院の方が参議院よりも強い力を与えられているのです。この強い力を持った衆議院を

「第1院」といい、参議院を「第2位」といいます。なぜ衆議院の方に強い力があるのでしょう。

第7842号 日々新聞 社内報 2024年3月13日(水)

金儲けのための国会議員でいいのか(8)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

衆議院の選挙は四年ごとに行われます。衆議院の議員は四年間務めるわけです。

しかし、衆議院の考えが国民の考えを正しく表していないと内閣が考えた時

などには内閣は国民の意見を知るためにいつでも衆議院の選挙のやり直しを

していただくことができます。

これを衆議院の「解散」というのです。

そうしてこの解散の後の選挙で、国民がどういう人を自分の代表に選

ぶかということによって、国民の新しい意見が新しい衆議院にあらわれて

くるのです。

第7843号 日々新聞 社内報 2024年3月14日(木)

金儲けのための国会議員でいいのか(9)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

参議院の方は、議員が六年間つとめることになっており、三年ごとに半分ずつ選挙をして

交代しますけれども、衆議院のように解散ということがありません。

そうしてみると、衆議院の方が参議院よりもその時、その時の国民の意見を、よくうつしている

といわなければなりません。そこで衆議院の方に参議院よりも強い力が与えられているのです。

どういう風に衆議院の力の方が強い力を持っているかということは、憲法に決められていますが、

一口でいう衆議院と参議院との意見が違ったときは、衆議院の方の意見が通るようになっている

ということです。

第7844号 日々新聞 社内報 2024年3月15日(金)

金儲けのための国会議員でいいのか(10)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

衆議院も参議院もともに国民全体代表のですからその議員はみんな国民が国民の中から

選ぶのです。

衆議院の方は議員が四百六十六人、参議院の方は二百五十人あります。

この議員を選ぶために、国を「選挙区」というものに分けて。この選挙区に人口に

従って議員の数を割り当てます。

したがって選挙は、この選挙ごとに割り当てられた数だけの議員を選んで出すことになります。

議員を選挙するには選挙の日に投票所へ行き、投票用紙を受け取り、じぶんのよいと

思う人の名前を書きます。それからその紙を折り、鍵のかかった投票箱へ入れるのです。

この投票は非常に大事な権利です。選挙する人はみなじぶんの考えで誰に投票するかを

決めなければなりません。

第7845号 日々新聞 社内報 2024年3月18日(月)

金儲けのための国会議員でいいのか(11)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

品物やや利益になる約束で説き伏せられてはなりません。

この投票は秘密投票といって、誰を選んだかを言う義務もなく。

ある人を選んだ理由を問われても答える必要もありません。

さて、日本国民は20歳以上の人は誰でも国会議員や知事、市長などを選挙

することができます。

これを「選挙権」というのです。我が国ではながいあいだ、男だけがこの選挙権を持っていました。

また財産を持っていて税金をおさめる人だけが、選挙権を持っていたこともありました。

今は民主主義のやり方で、国を治めてゆくのですから、20歳以上の人は男も女もみんな

選挙権を持っています。

このように、国民がみんな選挙権を持つことを普通選挙といいます。

今度の憲法はこの普通選挙を国民の大事な基本的人権として認めているのです。

第7846号 日々新聞 社内報 2024年3月19日(火)

金儲けのための国会議員でいいのか(12)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

いくら普通選挙といっても、子供や気がくるった人まで選挙権を持つというわけではありませんが。

とにかく男女人種の句別もなく、みんながひとしく選挙権を持っているのです。

また、日本国民は、だれでも国会の議員になれるのです。

男も女もみんな議員になれるのです。これを「被選挙権」といいます。

しかし、年齢が選挙権の時と少し違います。衆議院議員になるには25歳以上、参議院になるには

30歳以上でなければなりません。この被選挙権の場合も選挙権と同じように誰が考えてもいけないと

思われる者には被選挙権がありません。国会議員になろうとする人は、じぶんで届け出て「候補者」という

ものになるのです。また自分がよいと思う人を、「候補者」としてとどけることもあります。

これを候補者を推薦するといいます。


# by akinishi1122 | 2024-03-18 12:01

俳句

17日 ストレッチ梯子で学ぶ朧月

ヨガの効果に感服し梯子している


# by akinishi1122 | 2024-03-18 11:57

俳句

16日 卒業期ハニング寮歌甦る

自分が作詞作曲した大分の寮歌が自然に甦る


# by akinishi1122 | 2024-03-17 07:35

社内報「日々新聞」

第7834号   日々新聞 社内報 2024年3月1日(金)

新時代を切り拓く中小企業2

強みを生かし、社員と共に育ち合う東京ブレイズ

東京ブレイズ() 代表取締役 松 康太郎 氏(埼玉)

 東京ブレイズ()(松康太郎代表取締役、埼玉同友会会員)は、ろう付加工・熱処理加工という業務の他、ろう付材料販売や装置の製造までトータルで行う業界でも珍しい会社です。ろう付技術に関して学会での発表や論文執筆を行い、特許も取得しています。

「経営する覚悟」「経営者になる覚悟」を決める

 松氏は2019年に経営指針づくりセミナーを受講し指針を作ったものの会社はまったくよくなりませんでした。社員に変化はなく、こちらの思いが伝わらないと悩んでいました。会社としても経営や数字は成り行き任せにしがちで、「社員を育てる」

という意識がなかったかったそうで。
 しかし、同友会活動をしていくと、会社にはさまざまな社員がいることに気がつきます。「その社員たちをどう育成し、イキイキと働いてもらうか。そのために一番大事なのは、強みを見つけて生かすこと。これが経営者の仕事だ」と思い至りました。
 「強みを生かすとは、まずは、強みだけでなく弱みも、そして自分の、相手の、自社の強みと弱みを知ることが必要です。さらに、自社の強みである顧客からの期待を知っているか」。2代目である自分が会社を組織化するんだ。それには社長が変わるしかない!と、「経営する覚悟」、「経営者になる覚悟」を決めました。

経営者のあるべき姿を見せることで人材育成

 社員に対しての社長の仕事は、ゴールを見せて、社員をワクワクさせること。「会社としてワクワク働ける環境を作ることで、社員はイキイキと働けるのです。そのためには、それぞれの役割の明確化と、組織の目的・目標の明確化が必要です」と語っています。

 社長は社長にしかできない仕事を優先させることで、社長のあるべき姿を見せることができます。優先することを明確にするからこそ、人材育成が可能になります。人材育成が進むと、社員の成長によって社長も成長し、会社の成長につながります。東京ブレイズがめざす人材育成は、自分で考える”“行動を起こす”“判断できる”“表現できるという生きる力をつけることだと松氏は言います。

 そこで、経営層から変わろうと3年ほど前から経営会議を始め、社員に対しては人事評価制度により、教育と評価と報酬の制度も整えています。社員が入社してからどう成長できるかを皆で話し合い、人を育てるためにチームで育成する体制もでき上っています。

人を生かす経営がわからないからこそ

 松氏は、人を生かす経営とは、自分も含めたすべての人が生きる経営だと認識していても、思い描いている経営の2割ぐらいしかできていないし、いまだに人を生かす経営はわからない、と語ります。だからこそ、埼玉同友会代表理事主催の有志による『人を生かす経営勉強会』に毎月参加して日々の会社経営の振り返りを行っています。

 会社は、栃木県さくら市に新工場を建設し、稼働を待つばかりの状況となっていて、さらに海外でもインドネシア進出の機会を狙っています。また、社内ではPRや情報発信に力を入れ始めており、社員による動画プロジェクトが始動し、会社案内や新卒採用につながるような動画を製作しています。これは社員たちの笑い声が絶えないそうで、楽しんで取り組んでいる様子がわかります。

 自社の強み、社長としてのあるべき姿にとことん向き合い、試行錯誤してきた松氏の様子は確実に社員へ伝わり始めています。

第7835号   日々新聞 社内報 2024年3月4日(月)

国民には増税 自民党は脱税

 こんな政治がまかり通り。「さようなら自民党」と題した特集が、雑誌「世界の3月号に掲載されています。

派閥や世襲、裏金、政治腐敗を繰り返す政党の自浄作用には期待できないとすれば。

我々主権者が選挙に行って鉄槌を決意を出すしかない。

「責任を逃れるために無能であると世間にアピールする政治家をみて、怒り、呆れ、さげすみ。

哀れみ、悲しみ、いろいろな感情が行き交う」。

政治学者の三浦まりさんは秘書や会計責任者のせいにして逃げる醜い姿を

清水の舞台から飛び降りる覚悟でみていた首相を眺めていました。

ところが秘書がやったというくりかえし、実際はどうだったか昨日の政治倫理委員会の

総理大臣の答弁は全く期待外れで失望が一層深まったものだったという。

第7836号 日々新聞 社内報 2024年3月5日(火)

金儲けのための国会議員でいいのか  

戦後新しい憲法の中学教科書から

国会とは

民主主義は、国民がみんなでみんなのために国治めていくことです。

しかし国民の数は大変多いのですから。誰かが国民を全体に変わってくれる仕事をするよりほかありませ

この国民に代わるものが「国会」です。

国民は国を治めてゆく力、すなわち主権を持っているのです。

この主権を持っている国民に代わるものが国会ですから、国会は国で一番高い位くらいにあるので

これを最高機関といいます。

「機関」というのは、ちょうど人間に手足があるように、国の仕事をいろいろ分けてする役目のあるものという意味です。

第7837号 日々新聞 社内報 2024年3月6日(水)

金儲けのための国会議員でいいのか(2)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

今日は宮﨑工務店の創業57年日です

国会とは

国の仕事は大変多いのですが。これを分けてみると、だいたい三っに分れるのです。

その第一は、国のいろいろの規則をこしらえる仕事で、これを「立法」というのです。

第二は、争いごとをさばいたり、罪があるかないかをきめる仕事で、これを「司法」というのです。

ふつうに裁判といっているのはこれです。

第三は、この「立法」と「司法」とをのぞいたいろいろの仕事で、これをひとまとめにして

といいます。「行政」といいます。

国会は、この三っのうち、どれをするかといえば、立法をうけもっている機関であります。

司法は裁判所が受け持っています。

行政は、内閣とその下にある、たくさんの役所が受け持っています。

第7838号 日々新聞 社内報 2024年3月7日(木)

金儲けのための国会議員でいいのか(3)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

国会とは

国会は立法という仕事を受け持っていますから、国の規則はみな国会がこしらえるのです。

国会のこしらえる国の規則を法律といいます。

皆さんは法律という言葉をよく聞くことがあるでしょう。しかし、国会で法律をこしらえるのには

いろいろ手続きが要りますから、あまりこまごました規則までこしらえることはできません。

そこで憲法は、ある場合には国会でないほかの機関、たとえば内閣が、国の規則をこしらえる

ことを許しています。これを「命令」といいます。

しかし国の規則はなるべく国会でこしらえるのがよいのです。

なぜならば、国会は、国民がえらんだ議員の集まりで、国民の意見が一番よくわかっているからです。

第7839号 日々新聞 社内報 2024年3月8日(金)

金儲けのための国会議員でいいのか(5)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

あたらしい憲法は,国の規則は、ただ国会だけがこしらえるということにしました。

これを国会は「唯一の立法機関である」というのです。

「唯一」とは、ただ一つで他にはないということです。

立法機関とは国の規則をこしらえる役目のある機関ということです。

そうして、国会以外のほかの機関が、国の規則をこしらえてもよい場合は、

憲法で一つ一つきめているのです。

また、国会のこしらえた国の法規、すなわち法律の中で、これこれのことは

命令できめてもよろしい。とゆるすこともあります。

国民の選んだ代表者が、国会で国民を治める規則をこしらえる、

これが民主主義のたてまえであります。

第7840号 日々新聞 社内報 2024年3月11日(月)

金儲けのための国会議員でいいのか(6)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

国会には国の規則をこしらえることの他に、もうひとつ大事な役目があります。

それは、内閣やその下にある、国のいろいろな役所の仕事のやり方を、

監督することです。

これらの役所の仕事は「行政」という働きですから、国会は行政を監督して間違い

のないようにする役目をしているのです。

これで、国民の代表者が国の仕事を見張っていることになるのです。

これも民主主義の国の治めかたです。

第7841号 日々新聞 社内報 2024年3月12日(火)

金儲けのための国会議員でいいのか(7)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

日本の国会は「衆議院」と「参議院」との二つからできています。

その一つ一つを「議院」といいます。

このように、国会が二つの議院からできているものを「二院制度」というのです。

国によっては一つの議院しかないものもあり、これを「一院制度」というのです。

しかし、多くの国の国会は、二つの「議院」からできています。

国の仕事はこの二つの議院がいっしょにっきめるのです。

なぜ二つの議院がいるのでしょう。

みなさんは野球やその他のスポーツでも、「バックアップ」ということをご存知ですか。

一人の選手が玉を取りあつかっているとき、もう一人の選手が。うしろに回って、まちがいの

ないように守ることを「バックアップ」といいます。

国会は国の大事な仕事をするのですから、衆議院だけでは間違いが起こるといけない

から参議院が「バックアップ」をするはたらきをするのです。

ただしスポーツの方では選手がお互いにバックアップしますけれども、国会では

主な働きをするのは衆議院であって、参議院はただ衆議院を「バックアップ」するだけのはたらきを

するのです。

したがって、衆議院の方が参議院よりも強い力を与えられているのです。この強い力を持った衆議院を

「第1院」といい、参議院を「第2位」といいます。なぜ衆議院の方に強い力があるのでしょう。

第7842号 日々新聞 社内報 2024年3月13日(水)

金儲けのための国会議員でいいのか(8)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

衆議院の選挙は四年ごとに行われます。衆議院の議員は四年間務めるわけです。

しかし、衆議院の考えが国民の考えを正しく表していないと内閣が考えた時

などには内閣は国民の意見を知るためにいつでも衆議院の選挙のやり直しを

していただくことができます。

これを衆議院の「解散」というのです。

そうしてこの解散の後の選挙で、国民がどういう人を自分の代表に選

ぶかということによって、国民の新しい意見が新しい衆議院にあらわれて

くるのです。

第7843号 日々新聞 社内報 2024年3月14日(木)

金儲けのための国会議員でいいのか(9)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

参議院の方は、議員が六年間つとめることになっており、三年ごとに半分ずつ選挙をして

交代しますけれども、衆議院のように解散ということがありません。

そうしてみると、衆議院の方が参議院よりもその時、その時の国民の意見を、よくうつしている

といわなければなりません。そこで衆議院の方に参議院よりも強い力が与えられているのです。

どういう風に衆議院の力の方が強い力を持っているかということは、憲法に決められていますが、

一口でいう衆議院と参議院との意見が違ったときは、衆議院の方の意見が通るようになっている

ということです。

第7844号 日々新聞 社内報 2024年3月15日(金)

金儲けのための国会議員でいいのか(10)  

戦後新しい憲法の中学教科書から (宮﨑会長が中学生だった時の教科書)

衆議院も参議院もともに国民全体代表のですからその議員はみんな国民が国民の中から

選ぶのです。

衆議院の方は議員が四百六十六人、参議院の方は二百五十人あります。

この議員を選ぶために、国を「選挙区」というものに分けて。この選挙区に人口に

従って議員の数を割り当てます。

したがって選挙は、この選挙ごとに割り当てられた数だけの議員を選んで出すことになります。

議員を選挙するには選挙の日に投票所へ行き、投票用紙を受け取り、じぶんのよいと

思う人の名前を書きます。それからその紙を折り、鍵のかかった投票箱へ入れるのです。

この投票は非常に大事な権利です。選挙する人はみなじぶんの考えで誰に投票するかを

決めなければなりません。


# by akinishi1122 | 2024-03-16 19:48