読者からのお便り
2017年 11月 19日
民主主義文学界 大阪泉州支部 作家 山田郁子さんより
宮崎信敏様
先日は「70歳~80歳ひとり旅・とりあえずのピリオッド」をお贈りくださり有難う御座いました。封筒に「とりあえずのピリオッド」とあって驚きました。まだまだ続けられると思っていましたので・・・。
海外旅行にいちども行ったことのない私ですが、今回のご本に出てくる地名は懐かしく親しみを感じるところばかりでした。その筆頭が97ページのストックホルムです。ストックホルム・アピール署名を高校生の宮崎さんは沢山集められたのですね。「1950年」という年を何とか今の世代に伝えたくて、私は自分の小説に書いています。
その一部分をコピーして(1枚だけ)同封します。この小説は2012年の「民主文学関西研究集会」に出したから、もしかしてみてお読みくださつたかもしれませんね。
そのほかこの本で登場する北欧諸国に親近感があるのは、1970年代から日本で大きな運動になった老人医療無料化をはじめとする老人福祉や子どもたちの教育などについて北欧諸国では既に実施されていたことが私たちに知らせていただいたからでした。
私の友人も自分で北欧を旅して、実情を視察し、帰国してリアルにその実情を勉強会で報告してくれました、そのときの驚きと感動がこの本にはもっとリアルな形で一杯詰まっています。宮崎さんが素直に受け止め・感動されているので、私たちに強く伝わりますね。
宮崎さんが旅行されたのは2008年ということで、私たちが初めて実情を学んだ1980年代から20数年たっています。その間に生起した新たな問題点(EUが大きかったと思います)も国民の力による発展、定着も、いろいろ考えさせられ、勉強になった本でした。
2008年現在まで、9年だったのですね。その間にEUその物や加盟諸国の状況も大きく動いています。
それから後は宮崎さんの世界や日本の社会の在り方と考察する文章をまとめられてはいかがですか。これまでの旅行記を含めその中にちりばめられているご卓見は、そのままでは惜しいと思います。
これまで新聞その他で諸外国の国民生活の実情を伝える記事があれば目をとめてスクラップもしてきましたが、今回のご本で初めて知った。IKEAという民間企業が毎日提供している朝食サービスのことでした。IKEAという企業が有名家具店で或ることは知っていましたが、こうゆう社会貢献の事業をしているとは。しかも条件などつくらずに誰もに開かれているのですね。
其れから人々の親切・・・これはもうどのようにして国民性を育てるかという、根本の問題に「かかわっているのですね。
思いつくまま勝手な感想を書きました。今後もどうぞお元気で!
なお1月中旬に私の本「疎開家族」への感想をいただいていたのに、御礼が遅くなって申し訳ありません。あの時は人それぞれに想い体験をしていますね。二度とあのような時代が来ませんように。2017年4月4日 山田郁子
ヴエトナム旅行で一緒だった 高槻市の生野照子さんより 4月5日
本を読ませてもらいました。アンデルセンの事が詳しく知り勉強させてもらいました。フフっと笑わせてもらったり、思わぬ喜びの感動が伝わってきたり、楽しく旅をさせてもらいました。ありがとうございました。
それと美味しい物品を送ってくださりありがとうございます。
近所ならば花束をプレゼントするのになあ_
だって宮崎さんが長期で旅をされたのに、私は短期間で読ませてもらえたのですから。感謝です。又書かれましたら
お待ちしています かしこ
※商品券3000円同封されていた
(株)福岡ニット会長 圓藤泰久 さんより 4月5日
ひとり旅のご本をずっとお送りくださり誠にありがとうございます。小生も1934年生まれですが貴殿のご活躍には全く畏敬の念以外ありません。中小企業家同友会が唯一の楽しみで40年間在籍し楽しんでいますが、頭の体操にもなっています。宮崎さんの益々のご健勝をお祈りいたします。
山の会囲碁クラブ 佃 敬之佑さんより 4月6日
宮崎さんこんにちは。
この度はまた数冊の御著書をご恵贈いただき恐縮しております。
つぶさに観察された訪問地の歴史や文化など、臨場感溢れるタッチで表現された文章を味わいながら拝読させて頂きます、有り難うございました。
今までご恵贈頂きました御著書全般を通して不思議に思っていた事の一つに、宮崎さんの類い稀なバイタリティーと豊かな感性は何処から来ているのかという事でした。 が、ようやく答えが出ました。
それは、「足るを悦び・足らずを愉しむ、花をめでて・根をいとおしむ」ということではないかと思いました。
宮崎さんから教わること・考えさせられることは沢山あります、のりしろ十分(?)の私にはまだ吸収の余地があると思っています。だって、私は今が青春の入り口なのです(今年18才、ではありません81才でした)。先日も本棚を整理している時、古~い碁の本が出てきました。かなり目を通した筈なのに、ページを繰るごとに全てが新鮮に映りました。これは一体どうしたことでしょう? 喜ぶべきか、否か(苦笑いです)。
「とりあえずのピリオド」を熟読させてもらいました。
この度あらためて感じたこと、それは宮崎さんの☆の強さもさることながら、「幸運」は「仁徳」を母体にしているのではないかという事です。
また、巻頭の言葉に寄せられた方はいうに及ばず、読後の感想欄にも多彩な方々が連なり、宮崎さんの広くて深い交友関係に「むべなるかな感」を持ちました。
この様な名士の方々の中に小生が座の一員となっていることは光栄ですが、恥ずかしくもありますよー。
これからは、歳なりの青春力を全開してゴールまでの時間を大事にしていきたいと思っております。今後とも宜しくお願いします。
前の労山囲碁大会に宮崎さんグループで参加された川勝さん(7段)とコンタクトを持ちたい人がいるのですが、いま活動されている場所や内容など、ご紹介して頂けないでしょうか。メールでご返事いただければ幸いです、よろしくです。
佃 敬之佑
四国銘菓くつわ堂社主 田村日出男 さんより 4月7日
前略 やっと桜の開花宣言もされるようになりました
このたびは「とりあえずのピリオッド」の御本贈呈頂まして有難うございました。
実は小生一昨年手術しました肝臓ガンが再発しまして、3月13日再手術を受け、やっと3月末に退院しましたところで、目下家で療養を続けているところです。
も少し元気になればまたお便りさせて頂きますが、本日はとりあえずお礼まで
草々
作家 民主文学神戸支部事務局長 相沢一郎さんより 4月10日
「とりあえずのピリオド」おもしろく読ませていただきました。
お礼が大変遅れ申し訳ありません。
宮崎さんのいつもながら精力的な行動には驚嘆いたします。
行く先々でホテルの予約など細心の注意力と、人間に対する
楽天的な信頼感が一人旅での宮崎さんの行動を支えておられる
のだろうと想像いたします。そして、ツアーでなくご自分の足で
国の隅々まで回られる好奇心、それを支える体のエネルギーは
若者そのもので、誰も真似できないと思いました。
私も十年前に北欧に行き、自然のすばらしさを満喫しました。
オスロのムンク美術館へは行かれなかったようですが、よかった
ですよ。「とりあえず」と言われていますので、体調が整えば
また世界を回ってください。そして知らない都市や自然、人間に
ついて御本で教えていただければ幸いです。どうかこれからも
健康を保ち続けられることを切に祈っております。
どうもありがとうございました。 相沢一郎
by akinishi1122 | 2017-11-19 12:41 | お便り