本へのおたより
2017年 04月 19日
俳句会 俳人 廣畑忠明さんより 4月18日
欧州の旅「とりあえずのピリオッド」読ませて頂きました。いつも乍のバイタリチーに感心するばかりです。誰とでもすぐ親しくなれる信敏さんの人なつっこい性格とバイタリチーには羨望するばかりです。
また、教会に行かれるといつも俳句を記帳しておられるが、良い記念になると思います。それにしても、外国では知らない人に対して非常に親切な国民性を見習いたいものです。
また写真が各所にあり、行ったこともない町を信敏さんと一緒に眺めているような気がしてきます。ノイシュバンシュタイン城など是非見たいところですがもうだめですが。もう10冊ですか。いつも戴くばかりで申し訳ありません。ありがとうございます。いつまでもお元気で頑張ってください。
私の好きな句、少し書きとめておきます。
麦穂波真ん中に朱きトタン屋根
朝顔も私も元気という便り
秋風邪を風車が教えてくれにけり
列車には尻向けて喰む秋牧場
牧場に国旗はためき鳥渡る
礼すれば礼が返りし秋の朝
雨宿りして秋を知るチャーチかな
来ることも無き教会の冷え始む
音はただオルガンだけの秋深し
落ち葉舞うバス停の朝を発ちにけり
2017年3月末 廣畑忠明
by akinishi1122 | 2017-04-19 11:00 | 旅行