社内新聞

第5259号 日々新聞  2014年5月29日(木)
人に名誉を与える職業があるのではなく、むしろその職業を名誉と思う人がいるのである。
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•「引越のサカイ」として今では日本一の引っ越しの会社になりましたが、大阪同友会に入られたのはまだ旦那と奥さんの二人でトラックの運送をしていたころでした。
•お父さんと兄弟の3人で或る会社の運送会社の下請けをしていたのですが、お父さんが高齢で二人の息子にトラックをやるから自分でお得意を探してやっていけ、と言われ、兄のほうは父の得意さきを頂いてやっていきましたが、弟は自分でお客を探さねばなりません。
•旦那が運転し奥さんが助手席にのり、時々の仕事をこなしていたが、自分でお客を探そうとで電柱の手書で「引っ越しを安くやります」と書いてまいにち10枚ぐらいはりだしたところ、ぼつぼつ注文がくるようになり、下請けしていた時の値段で請け負うと安いとい評判で、お客さんが紹介してくれたというのです。
•このアイデアは助手席の奥さんの発案からだったのです。10年前はテレビで外人が風呂のなかから立ちあがって「引っ越しはサカイ」とやっていましたが、最近はモダンになり全国はもとより世界まで運送の手をのばしています。
•もう一つはテレビで「やずや」と通信販売の宣伝をしていますが、20年前同友会の全国総会で知り合って、福岡から当社に研修にかられたことがあります。それは当社の社内新聞をみたいということでした。奥さんと一緒にこられ、社員のやる気は情報が社員全員や、その家族につたわり会社の内容がみなに共有することが参考になったようです。
•まもなく主人の社長が亡くなり、情報は奥さんでもできると通信販売をはじめたのです。もっぱら主婦であった奥さんが人々には情報を知らせることでひろまっていくと考え通信、広報で商品を販売する、しかも奥さんが身近な主婦むけの商品を最初はチラシ、新聞、テレビと段々広告で全国まで放映することになりました。
•これらは奥さんが自分でできることをただ続けていていまの名誉ある職業となったのでした。
•最初から名誉のある職業はなく自分の仕事を名誉だと思う人がのちの名誉ある職業に結果としてなったのですね。



第5260号 日々新聞  2014年5月30日(金)
「人間って『自分がいかに下らない人間か』ということを思い知ることで、スーッと楽にもなれるんじゃないかな」   タモリ
背伸びして生きなければならない世の中のようにみて、いつも他人の良いところだけ見えるのが人間でしょう。だがタモリの言葉のように、自分の心の中は「下らない人間だな」とだれでも思っているのが実情ではないでしょうか。
ただ自分だけ下らないことが解るから他人の良いところが目のつくのでしょう。
タモリみたいにいわば成功者が自分は下らない人間だといっているように、他人もみな「下らにところ」を持っているのです。
それなのに、自分だけ下らないと思うのが常なのですね。
天下のタモリさんが「人間って『自分がいかに下らない人間か』ということを思い知ることで、スーッと楽にもなれるんじゃないかな」と言っていることを安心して自分の下らなさを見てみましょう。
他人も同じように思っているのです。
先に東京大学の名誉教授の「自分は近所の自治会にでて恥ずかしい思いばかりで、1年で自治会長を撤退しました」と語ってくれましたが、人々は専門分野以外では何にも知らないし、恥をかくし、失敗もするのが当たり前ですね。
かんじんなことは他人の専門分野だけみて、自分の専門分野を忘れてしまって、せっかく一流の専門分野まで忘れてしまっていることではないでしょうか。
私たちは専門分野では一流であることを誇りに思うことで、他のことについても他人の専門分野を尊敬し学ぶ姿勢をつくりだしていけば、周囲は貴方にたいして敬意をもつものです。
タモリの言葉はそんなことを教えてくれているようですね。


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by akinishi1122 | 2014-06-01 05:04 | 社内新聞 | Comments(0)

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