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70歳の語学留学1年生(30)


2005年8月9日(火)(30)
昨日、日本人学生が午後1時間、今日はイタリヤの32歳の男性が2時間われわれのクラスに入ってきた。大学生が僕と同じクラスだし、イタリヤ人が同じレベルのイングリッシュとは驚いた。ヨーロッパの国でも英語がスムースに話せない人がいることもあるものだ。しかし僕も同じレベルの7というからあまり卑下しなくてもよさそうだ。モーリタニヤなど堂々としたもので、彼らと同じように振る舞っていいと自信がでた。
 例のごとく、授業が解らないと彼女等はアアラビヤ語で喋りだす。教師の話などおかまいなしだから、Dont say speak ARABICK Speak Englishi!
僕も Speak Japanes !(日本人のNObuがいるのだから、日本語で喋れ!)と言ってやる。すると、彼女等も静かになるから僕と先生がウインクしあっている。先生が僕にウインクして合図をおくり先生と協同作業で彼女等を静かにさせる。彼女らも僕の言うことを聞いてくれる間柄になっている。
今日、久しぶりにサウジアラビヤのプリンスが顔を出したので、もう国王の葬儀は済んだのか?と聞いた、済ませてきという。えらい早く帰ってきたではないか、と言ったらNo problem!というからさすがプリンスの沢山いるので彼はまださほど重要な役割はしていないのであろう。
ちょっと授業にでて、自分に当てられてもいないのに、英語の答えを勝手に喋りだし、勝手なものだ。女の先生だから彼のヤクザの目つきにはたじろいでいる感じだ。そして自分の好きな時に教室を出ていってしまうのだから始末が悪い。そして授業中に「Nobutoshi! Thank you meny photo.など平気で大声で礼を言うのだから、こっちが先生に悪いなと思う。
イタリヤの32歳の青年は40歳ぐらいに見えるが、たどたどしい英語だから不思議に思う。だがわれわれがヨーロッパ旅行で少々の英語で相手が理解してくれていることと同じであるとみたらいい。
英語を好まないと思っていたヨーロッパ人も知らないから喋らないのだと解したほうが妥当かもしれない。日本人もヨーロッパでは、そんなに気にすることは無いと知った。同程度ぐらいの英語力だから喋らないだけのことだ。
 学校でパソコンを観たら、岡山のD先生が僕の通信への返事で「自分がアメリカに2年留学していた頃を思い出して、またボチボチ僕も貴方のように長期滞在を外国でしてみたい欲望にかられた」ということだ。先生こそ、もう病院も軌道に乗っておられることだし、自由効くのだから、出られたらいいと思う。岡山の医師会長などされていてまだそんなわけにもいかないのかな。
 メールで金光さんと言う人から建設トラブルについての質問がきていたので返事の回答を送信しておいた。
顕からもメールで僕の学校のスケジュールが22日からスイスのBurryの家に行けばまた帰って学校となるので歯抜けの授業になるから、スイスに行くのを9月にした方がいいのではないか、との助言だ。そのことを学校と相談したら、途中休校せず月末まで授業を受けることに変更することは、一向にかまわないと手続もしてくれた。そのことを顕に電話し、Burryにその旨を伝えてもらうことにした。
帰りもスイスから発てばなにかとBurryが助言してくれたり手配してくれるだろうから、好都合となる。のびのびと学校が28日ぐらいに終わって、それからゆっくりヨーロッパ旅行し、スイスから帰国プランに切り替えたいと思う。Burryもそれに合わせて休暇をとってくれる方がありがたい。
 この家の食事だが、朝はコーンフレークに牛乳をかけて、トーストを1枚か2枚焼いてたべる。そのときオレンジかリンゴを1個食べると十分だ。だだが、日本の料理と比べると単純だ。我が家はいつも焼き魚を欠かしたことがないし、味噌汁やナットウなど豆腐も欠かさないのでその点は仕方ないか。
夜も1品料理の夕食だし、この家やイギリスの家庭はメインが昼食なのだろうか。それとも、下宿生4人でこの一家の生計を支えているから節約しているのかもしれない。
時々塵箱をみると、紙袋のハンバーガーの包があるのをみると、夜中に中国とロシヤの青年が腹に足しているのかもしれない。家の人がまさかハンバーガーを食べに行くこともあるまい。
僕は夕食も十分だが、秋子の料理と比べること自体が無理だから割り切っているし、毎日アルコールを飲んで気分はまあまあだからいい。どうしようかと思ったが、やはりアルコールはやはり僕だけ飲むわけにはいかず、サ-バントのMariaの分も買って一緒に飲んでいる。いつも中国の少年にもビールをついでいたが、今日はMariaが駄目だと止めた。Lesulyが少年には飲ませないようにとMariaに注意したらしい。だから今日から少年には飲まさないことにした。
今日の教室で好きな食べ物の授業になった。モーリタニヤたちはcamel(ラクダ)を食べるという。驚いた。ラクダは食べたら絶滅するのではないかと思ったからだ。肉を食べるとなると、相当な繁殖力がなければ、人間の砂漠において交通の大事な役目だと思うのだが。人間が食べてもそれ以上の繁殖力があるのだろうか。彼らにしたら日本の牛と同じような扱いとみているのかもしれない。日本ではラクダといえば動物園でみるぐらい少ないからこの話を聞いて砂漠地帯では、牛は草が少ないからラクダが適していることも解るというものだ。
 ビール4本買って帰り夕食にMariaと一緒に飲む。.

by akinishi1122 | 2014-02-04 23:51 | 旅行

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