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70歳の語学留学1年生(18)

2005年7月28日(木)(18)秋子からの初便り。顕からメール
写真と日記を日本に送る
 電話メールが鳴りだしたので目が覚めた。いつも4時くらいには目覚めているのだが、大体7時間はぐっすり寝ていて夢ばかり見る。家に居た時は殆どなかったのに、長く眠ると夢を見るのかな。顕からメールだった。Yahooのホームページから僕専用のアドレスが作れたという。だからそこにメールを送ったらしい。会社のホームページにOH組のT氏から、鑿泉工事を行うに当たり、近隣に対する対策、周辺井戸の枯渇に対するトラブルの過去の事例等があれば教えてください。既得権等が発生するのか、近隣対策を教えてください。ということらしい。もう一つ相談が来ているから、相談内容を送信したということだ。この件に対する対策や事例は25年ばかり前に神戸地下鉄工事と、武庫川護岸工事、大阪平野川護岸擁護復旧工事の処理事例があるから、それに関与したことをお答えできるから、今日の授業が終わってコンピユーターで僕のアドレスに送信しておくから、それを見て返事するように伝えておいた。それにはパソコンを自由に使いこなすようにしなければならない。
秋子からの手紙がはじめて届いた。薫と顕の留学の時には考えられないほど便利になってきたね。毎日交信出来るし、良い友達に恵まれてよかったですね。またあまりバタバタしないように。との注意もかいてきている。自分ではバタバタしている積りではないのだが、目まぐるしい変化を知らせているから、バタバタしているように見えるのかもしれない。だがおおむね安心して読んでくれているようで、僕もなんの不自由もなく楽しくやっていることがつたわっているようだ。
学校の授業は文法を徹底的にやってくれるし、文法というのは会話に大切だと感じるようになってきた。Is, a ,an ,On ,at ,It  you ,Your  yours, Wthe 、usualy, never, do don’t he his hime this ther thayなどを徹底的に。これを使いそこねると、相手に伝わらないし、正確に伝達ができないからだ。
アラビックはフランス語ができてもこの使い方が出来ないでいるからわれわれも彼女等と同じ勉強ができるのだと知る。単語の知識は彼女等はフランスの大学で勉強してきたから似ているし辞書を使うことが彼女等は少ない。だが会話となると僕とそんなに変わらないように見える。
会話の時、前に出て喋るのだが、アラビックの発音は少々違う。僕はNHKで聴いているせいか、発音については良いといってくれる。アラブの学生は、アンダラスタンヂングとRの発音をラとはっきり撥音するのは、アラビヤの人々はRを有声になるようだ。
中国人も文章の理解は早いのだが、会話になると、いちいち僕に漢字で解説をもとめてくる。
僕と中国以外はアラビックだから、解説をアラビヤ語で賑やかにやるもんだから、先生が机をたたいて、イングリッシ、イングリッシと母国語は禁止と注意する。だから僕彼女らにジャパニーズ、ジャパニーズ(日本語で喋れ)と大きな声で言うから、彼女らが両手を上げてごめんなさい!とストップする。こんなように親しくなった授業になってきた。
彼らと一緒にいるのもあと1ヶ月半になったので、寂しくなってる。6ヶ月彼女等はいるのだから帰国して彼女らが母国で仕事する頃には非常に上達し僕とは格差が格段違ってくるだろう。全部メールを聞いているから、僕の通信が見劣りするに違いないだろう。
だけども、彼女等と知りあってモーリタニヤの政府や学者とつながりができたことは嬉しい。また彼女らの友人がNobutoshi ! Nobutoshi と僕に写真を撮ってくれと言って来るのが4~5人いるが、きっと彼女らも同じような政府関係に違いない。名前や仕事、アドレス等聞いておいたらもっとモーリタニヤの各層の人々との付き合いができるかもしれない。
秋子の電話で寒いようだから、何か送ろうか。と言ってきたが、この雨もいつまでも続かないだろうから、こちらで買うと返事しておいた。そして長袖のシャツを今日かった。こちらも「店はセールといって50%ofとあるが、そんな馬鹿なと思う。元々安いのに高く値をつけているのだろう。僕の買ったのも値札が20£と書いてあるのが10£に書きかえてある。これで明日からの寒い時は間に合うことになる。
今日の電話によると、日本は梅雨明け後猛烈な暑さ、そして昨日は台風だったという。えらい早い台風がきたものだ。直撃でなかつたらしいから助かったらしい。
昼食はバスに乗って昨日の店に行く。今日は違ったライス入りのにした。丼のようなのに二段重ねた蒸籠に鶏肉に味がついている親子丼みたいな感じだが、大変美味い。これにお茶を注文して5£。もう最高の美味しさだ。毎日ここにきて食べたらたくさんの種類のが味覚が得られるからいい。
授業が12時30分に終わり午後の授業になるが僕の場合この日記をコピーしたりパソコンを見たり、バスの時間もかかるからギリギリになってしまう。だけどもこの店がなかなか気にいっている。
終わってから大きな堀にベネチアのゴンドラみたいな竿で動かす舟に乗った。大学や教会の周りをずっとまわり、御伽の国にきたような気持ちになる。鴨がたくさん浮かんんでいるし、建物がレンガ造りが水のなかから立ち、こんな工事がどうしてできたのだろう。相当基礎がしっかりしなければ石造りのビルだから沈下しないだろうか。
教会の庭がまるごと見えてこんなにもたくさんの教会が何故必要なのだろう。庭の芝生がよく手入れされていて、雑草が生えない。自分の家の小さい庭でも雑草にてこずっているのに、広大な庭(公園)に雑草がないというのはどうしたらできるのか知りたいものだ。
ケンブリッジは寺院だけでなく公園だらけである。誰がいつ手入れしているのかにめぐりあっていないが。不思議である。街で長い棒の先に挟みのついたので塵を拾っている人を見かけた。また大きなホースの掃除機がいたるところに見かけられるから、役所などが気をつかっているのだろうか。バスの中にもポットやごみを入れる場所があるし、道路の大きなゴミBOXが置いてある。そのデザインがまた良い。これが美観にもなっているのだから、考えてある。
 今度の土日はLiverpool Chesterに 1泊のエクスカーシヨンに申し込んだ。集合が7時30分だから又タクシーをたのまねばならないから、どうしたらいいか学校の事務局に聞いたラら、土曜日の朝タクシーを家まで迎えに来るように手配してくれた。これでLesry に頼まなくても済む、やれやれだ。帰宅してLesury
にそういった。もう機嫌はなおっていた。Lesryの機嫌が悪い原因もわかった。彼女は学生が夜遅く帰ったり、朝帰りするから、玄関のか鍵の音が気になり、自分は気になるたちつだとも教えてくれた。僕は早く出たのは1回きりしか外出していないよ。といっておいた。すっかり機嫌は直っていたが、やはりこの人には注意しておかねばどんな時、気がかわるかわからない。
朝食のことだが、コーンフレークにミルクを掛けて食べているが、今朝李意君は食パンを食べていた。そういえば、台所に食パンはおいてあるのだが、食べていいと言わなかったし、僕はそんなに欲しいとも思わなかったので食べないでいた。トースターもちゃんと置いてあるから、いちいちどうぞとはいわないらしい。
冷蔵庫にバターもジャムも入っているが、勝手に食べたらいけないのだと思い今まで手をつけないでいた。皆はそれぞれの時間に食べているから今まで知らなかったのだった。
サウジアラビヤのヤセドに今日学校で会ったので、家では顔を見ないが何時に家を出ているのか。と聞いたら9時過ぎだという。こいつが帰宅してからガチヤガチヤすからLesry
が機嫌がわるいのだな。と解る。そして学校にも遅刻して午後の授業や2時間目ぐらいに出ているらしい。ヤセドはこの家の朝夕食はしないらしい。不定期に家を出るから、Lesuryの機嫌がわるいのであえある。原因がやっとわかった。

by akinishi1122 | 2014-01-12 11:16

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