人気ブログランキング | 話題のタグを見る

帰国の途のハプニング

(60)2013年9月18日 最後にハプニング・帰国の途へ
人生も旅も晴れたり曇ったり  曇りがあるから、晴れの悦びを味あえるものだ
もう完全に安心して、帰国を待つだけとなった。7時に朝食を済ませ、テックアウトを済ませていたら、昨日フロントで7時半のタクシーを予約していたのがもうきてまっているようだ。
フロントに約束していたタクシー代を350支払っていると、もうタクシーのドライバーが僕のスーツケースを運んで、玄関の外にでだした。僕はフロントにタクシーのチケットをもらうべく、請求すると時間がかかって、結局タクシーの後を追ってタクシーに乗りこんだ。このドライバーは運転手の横に載れと指示し、スーツケースはトランクにいれおわっている。僕にしたら、タクシーはホテルがいつも使う会社だろうから、チケットはあとでドライバーがほホテルからもらうのだろう、と思っ乗っていると、なかなか高速になはいらないで混雑の途を走るのである。そしてお金を先に呉れくれ、とゆうのである、僕はさっきホテルに350しはらったばかりで、「もう」ホテルにしはらったのだから、貴方に支払うことはない」とつっぱねた、するとなにか現地の言葉で自分はタクシーであって、ホテルの者でないから、支払え、とゆうのだ、そして高速に入り、だれもいんiところで車を止め、「300の支払いしないのだったらここで降りろ」、そして二本指を立てて歩いて行け。とゆう仕草だ。僕はここで降ろされたらももう時間があと30分しかない、腹が煮えくり返る気持ちだが、ここで喧嘩して降りろされたら、第一スーツケースを人質に‘とられているのだから、もう支払ってこの場は、とにかく空港まで送りとどけてもらうことが大事だ。と判断し、財布から300紙幣を出してみせ、支払う約束を示した。
このままどこに連れて行かれるかわからない、どんどん走るのだが一向に空港らしい様子がない。これは覚悟を決めねばなるまい、もう荷物はどうでもいい。どこかで逃げ出す準備をうかがった。そう考えているうちに、どうやら飛行機の降りる姿がみえた。空港に近ずいている。空港は間違いなさそうだ。と少し緊張がとれた、そして空港に着いた。
空港の窓口行ったら、「あなたは違うターミナルにきているから、外に出てバスに乗り二つ目のバス停でおりなさい」とゆうではないか。もう時間がせまっている。バスがすぐきてくれたからよかった。
ドライバーは違うターミナルに降ろしたのである、どこまで悪質か。彼は僕から300を約束したから、それを早く受け取り、僕から、離れたい明らかである。ふフロントがチケットを発行するまでに出てしまったから、フロントにおいたままであることが明らかかだ。
僕はチケット無しでは日本に帰れないから、もう仕方ない、もう一枚新たに買うしかない。帰らねば、どんなに心配するであろう。
仕方ない、窓口に行き、このいきさつを話したら、「パスポートを」見せなさい」となり、何も言わずに、日本までのチケットを発券してくれた。
僕はあっけにとられて、こんなことがあるのか!とまさに地獄に仏にあったとはこんなことか。と感激にかわった。
それでコンピューターの管理とゆうものの、偉大さをこんあに感じたこともない。そしていっぺんに今朝からの緊張が溶け落ちて、こんな幸せなことはない!と感じることにかわったのである。
空港でウクライナ紙幣があるだけ全部で土産のチョコレートを買った。後でポセットを見たらそれ以上の紙幣が残っていたから、恐らく日本では交換してくれないであろうかねだから、2万ぐらいが紙屑になりかねないようだ。
キエフからヘルシンキまでは2時間半ほどであり、隣のキエフ大学の名誉教授でエレクトロニクスを研究していたと‘ゆ男性でぼくと同じ78歳、奥さんもやはり教授で75歳だとゆう。僕にもってきていた湯で卵とパン、胡瓜、それにチーズを分けて食べなさいといってくれた。ところがこの人たちは殆んど英語が通じないのである、だがなんとく、同じ年だから、お互いに元気でいることを連絡しましょうとメールアドレスを交換することになる。事故のすぐ近くで生まれ、いまでも周辺の600万人が影響を受け続けているから、大反対だ、といっていられる。
ヘルシンキ空港では、香川の大学生で、善通寺とゆう学生とビールを飲んで、時間をつぶす。またケルシンキからつ伝えておいた。


旅を振り返って
今回も驚きの連続であった。生きているとゆうことは、本来驚くべきことが毎日あるのであろうが、日本にいるとそれを見逃しているのではないか、と思えるものである。なんでもないようであるが、僕が驚くとゆうことも現地の人々にとってはなんでもないごく普通のことであるようだ。そんなことも、日本での生活の中では考えることがなくなっているようにみえてきた。
また人間の生き方についてよりはっきりと、日本との格差とを埋めねばならないことが、
いくつかがあることを痛感した。それはいかに日本が形式と習慣に拘束されて生きているかとゆうことである。自分でない自分のためにたくさんの苦労が生まれていることが多いとゆうことを鮮明に感じることになった。
そして社会保障の制度の上に生きているヨーロッパの人々は生きていく根本的な違いの上で生活しているとみた。すなわち生きることの権利が国民みんなに定着しているとゆうことである。日本ではそれが権利とゆうことを気付かないといえる。
いきることが権利とゆうことになった近代思想がまだ全世界には普及していないが、スカンジナビヤやヨーロッパでは当たり前の市民感覚である。生きるとゆうことが主体であり労働とは、そのいきるための補助的でなければならないはずが、日本では労働が先で生きるのが後になっていることだとわかってきた。それが日本にだけにいると、考えることすらできない環境ではないだろうか。
次に人間の幸せはいくつになっても男女が共同して生活するのが自然であり、ヨーロッパではそれが進んでいる。もう17歳ぐらいから男女とも親からの自立が当たり前になっているようだ。そして、恋愛と結婚とを区別していることが一般的である。同居していても結婚とゆう法律的な手続をしないことがい多い。これはヨーロッパ、スカンジナビヤ、ロシヤなどに多い。
また、僕が会う人々が比較的日本でゆうところの知識層に続する人々と会うことが多いが、それはおそらく旅行地に他の国の人々も観光に来ている人と会う場所に行くからかもしれない。それとぼくのまわりに素晴らしい人々が何故集まるのか、と疑問を投げかけた人がいたが、僕は人を見るときなるだけ優れた点を発見することに習慣的になっていて、優れた点を発見するから優れた人たちが集まっているように見えることはあるかもしれない。
別のみかただと優れた人を僕流に創り上げていくとゆうことにもなるかもしれない。

今日のお便りから
前中同協会長  A 氏
元気なようで何よりです。回を重ねるごとに、情景が目に見えるような文章になり、時間の広がりが過去・現在・未来へと奔放なご案内に楽しんだり、考えさせられたりしました。ということでもうすぐ帰国ですね。奥様の熱中症は治まっていると思いますが。そろそろ秋風ぞ吹く時期ですから、最後の数日お気をつけてお帰り下さい。また楽しい話を聞かせて下さい。

中同協副会長  N 氏
真似のできない凄い宮崎さんへ
7月23日モスクワを皮切りに東欧、北欧を回られ
19日に日本へ戻られるとは、約2ヶ月の長旅!!
宮崎さんの凄いエネルギーと飽くなき好奇心に畏れ入っております。
俳句「来ることの無き街なれば秋の空」は宮崎さんの万感の思いがよく分かります。
用心してお帰り下さい。

アイスランドのボランチアの学生 A さん 
とうとう帰国の日になってしまったのですね、
きっとブログには書き綴れなかった
多くの出会いや感動があったことと思います…
とても羨ましいです!
日本に帰ってきてから
私は疲れもあってか、どっと熱を出してしまいました。
のぶさんも帰路お気を付けて下さい!

弁護士の S 先生
2か月ほどのご旅行ご苦労様です。いろんな成果を得られたものと拝察します。
集団的自衛権、特定秘密保護法、放射能汚染水、TPP、消費税増税、etc.海外で見られて、海外で話しを聞かれて、いかがでしょうか?日本はどうなるのでしょうか?このあたりを信敏兄さんに聞きたいと思っています。これは私だけでなく、(「あまくさ九条の会」の仲間達のなかで)信敏兄さんの本を読んだ人や私から信敏兄さんのことを聞いた人たちが抱いている思いでもあります。
お疲れが出ませんように。お会いして話しを伺うのが楽しみです。

出版社 O さん
いよいよ帰国ですね。
色々な国の いろいろな人たちのこと お便りで読ませていただきとても楽しかったです。
また お帰りになられて落ち着かれたら直接お話をお聞かせください。
ひとまず ゆっくりお休みくださいね。

     文学阪神 Y 氏

件名: Re: 19日に帰ります。 日時: 2013年9月17日 17:46 から
 俳句を整理してみました。心の記録で詠んでいますので、私の心の記録
としてみてみてくださいね。
奥様のこころ 
(1)熱中症の妻に詫びての旅出かな 熱中症で退院すぐの妻を置いて旅に
出る心苦しいが、妻は毅然として[行きなさい]と言ってくれた
(21)盆参り妻の身体の車上かな 2000キロ盆参りの妻はがんばって僕
のかわりに兄の初盆に行ってくれるとゆう。
歴史と向き合う
(13)ロシヤの旅を終わる感想:革命も評価が分かれ夏の旅  革命も
100年近くなると、正否の評価が見えてくるものだ
青春・哲学
(2)青春をなんでもかんでも想いだし ここモスクワは学生時代に読んだ本
や学生運動の祖国としても想いださせてくれる
(31)哲学を語れる婦人秋の庭 哲学専攻の29歳の子持ち学生の婦人と
哲学談義の約束する
※:豊中図書館に武谷三男の著作が多くあり、何か読んでみようと考えてい
ます。武谷さん、坂田さんお話をお聞かせ下さい。
こころに留め置くもの
(22)原爆の思い出69年に ナガサキに見た原爆からもう69年になる
(26)終戦記念日:空襲の無き日の始り十五日 十五日は初めて空襲警報
の放送が止まった日であつた
日頃のスタンス
(47)原発は安全ですとゆう大臣 オリンピック誘致大臣の発言、そこまでき
たか
旅行のスタンス:どこまでも前向きで
(10)2013年7月31日 エルミタージュ地下鉄で財布盗られる
(33)2222013年8月22日 パソコンメールアドレス消える
並べ直してみると(不作法なことですが)、宮崎さんの素敵な世界が見えてきます。
帰国されてお話お聞かせ下さい。
 今日の(59)までコピー保存をしました。今回はあまりお便りが出来ませんでした。
少しずつ読ませていただきます。

文学阪神 K さん

   総まとめの俳句のお便りありがとうございます。こうしておけば短い言葉ですぐにそのときの旅の
   イメージが思い出せますね。日本語の当て字でその人の名をかいてあげ、ていねいに良い意味
   を説明してあげるなど、坂口さんはアイデアの名人ですね。
   さて、私は16、17、18日と留守をしておりました。それというのも孫たちと伊勢志摩へ行こうと
   計画していたのですが、あの18号台風の翌日であるのに何の疑いもなく出かけ、難波まで行って
   不可能なことに直面。向こうのどこかで土砂崩れとかで。それで「海遊館」でジンベイザメを見たり
   有馬温泉で金泉につかったりしておりました。笑ってくださっていいですよ。
   では、帰られてお元気ならまた例会においでください。お待ちしております。
                                               

by akinishi1122 | 2013-09-20 22:51 | 旅行

<< (61)旅を終わる 最後のキエフ >>