人気ブログランキング | 話題のタグを見る

運河観光船

(12)2013年8月2日観光運河めぐりと領事観
季語の秋ロシヤに友が生まれけり 季節の挨拶言葉はロシヤでも便利である
領事館を調べてみると、エルミタージュ美術館のすぐ近くだったが、それは結果的にわかったことで、地下鉄の一駅手前から大分探しながらたどり着いたといえる。降りた駅付近で聞いたら軍人だったが、全く反対の方向を教えてくれたため、逆戻りしたりして無駄足だったが、えらい確信をもって教えてくれるのだが、おそらく地元の人ではなかったのだろう。
総領事館に着いてインターホンを押したら、外にいた衛兵がちかずいてくる。そして僕の様子を見ようとしたら、中から男性の受付がでてきた。日本語で「何かご用件でしょうか?」と聞く。「日本人で観光にきたが相談したいから」と言ったら、受付の電話で話してください。と電話をつないでくれ、女性のロシヤ人らしい発音で、「係員がいまおりてゆきますか、しばらくおまちください」と応対してくれ、日本人の男性でまだ30にもなっていないような恰幅の良い日本人がおりてきた。
ここに来て5日目になるが、ここで注意すべきことはどんなことですか?と聞いたら「御一人ですか?ここでは危険ですから、よほど注意して一人で街に出る時は、パスポートは携帯しないでください。キャッシュカードも持ちあるかないこと、お金は分散して持ち、盗られても守ってくれることはないと思ってください、パスポートはコピーを持参しておいたおいたほうがいいでしょう、日本人が囲まれて賊にはぎとられるケースもありましたから、パスポートを取られたら最低1週間は足止めになりますから」と説明してくれた。どうもこの職員は警察官のような雰囲気で、一人旅を戒めてているような口調である。
僕は今日までのロシヤについて大変好感を持ち、親しみでロシヤ人を疑いの目でみているこの政府の係員に不快感をもちながら、きいた。立場として解からないわけでもないが、第一ロシヤに駐在する政府の職員としてこんな目でロシヤ人を見ていることは失失礼ではないかと思う。もっと温かい目でロシヤのよいところを説明し、友好を深め、楽しい旅をしてくださいと何故いえないのか。これでは駐在するロシヤに対して失礼ではないか。政府の態度がこれでは本心がどこかに出てくるに違いない。そして、自分たちは何か用事がありそうなそぶりで応対するから、僕も話を切り上げてすぐ出てしまった。
こんな思いをするのであれば来るのではなかった。
この領事館の前が運河になっていて、観光船がでていたから、乗ることにした。20人ぐらいが全てロシヤ人
のようで、ガイドがずっとロシヤ語で解説しているのだが、僕には理解できないので景色のだけだが、いつごろ建設されたのか、護岸を綺麗に石で垂直に積み上げ、そのうえにビルや教会がたてられている。僕はどうしてもこの水中の基礎がどのようにして埋め込まれ巨大な建物がよくも沈下せずに維持されているものだ、と感心する。それぞれの建物に由緒があるのだろうが、僕は巨大な運河の中に街があることに驚いている。観光バスでまわった建物、教会
それぞれの建物に由緒があるのだろうが、僕は巨大な運河の中に街があることに驚いている。観光バスでまわった建物、教会が舟からみれて満足である
教会が舟からみれて満足である。
ホテルに帰る前に駅前の並木道のベンチで若い二人連れの女性に、「英語できますか?」と話しかけた。二人とも大学生で22歳とゆう。この街について教えてもらっていいですか?とチャンスをつくった。ふたりとも日本からの一人旅に驚き、自分たちは、両親が遠いところで働いているから、アパートで生活し、大学に通っている。学費は無料だから、両親には負担かけていない、生活費も邦から援助して生活費も邦から援助してもらっているとゆう。ボーイフレンドがモスクワでエンジニヤだから、時々しか会えないからざんねんだが、来年卒業したらモスクワに行きたいとゆう。彼は34歳とゆうからえらい離れたボーイフレンドだが、彼との以前にボーイFレンドがいたが、彼がいいから彼にチエンジした。とはっきりしている。
もう一人はボーイフレンドは27歳で現在パイロットでロシヤをとびまわっているとゆう。日本の事はあまり知らなかったが、これを機会に教えてほしいとメールの交換をすることになった。二人の名前を日本の漢字にあてはめて無理に意味をつけてそれぞれ教えてやったら、自分の名前の意味に興味がでてきた。日本文化はこんなに意味が深いのですか。とよ喜んんでくれた。一緒に写真をとりホテルから送信したら、パイロットのボーイFレンドの彼女から、即返信が来たが、もう一人のアドレスが間違ったようで、返却されてきたから、彼女に伝えてくれるように写真と一緒にメールしておいた。
これでロシヤとの交信もできるようになり今後楽しみができた。


大阪民主新報の記事
8月1日



なにわ人物往来 宮﨑信敏(みやざき・のぶとしさん


 70歳でイギリスに語学留学し、列車に自転車を積みヨーロッパ8カ国を回りました。7年後、56カ国を1人旅した宮﨑信敏さん(77)=兵庫県西宮市在住=は、そのブログの一部を「70歳からの留学 77歳で56ヶ国ひとり旅 ブログ日記」(清風堂書店・1500円)として自費出版しました。
 ベトナムやカンボジアでは、物質的には貧しくとも笑顔で暮らす人々の姿に、日本の雇用や社会保障制度で苦しむ若者を思います。スイスでは無料の高速道路を「税金を払っているから当然」と聞き、国民の権利をうたう日本国憲法を貫く精神を「学ばされた」と感じました。
 副代表理事を務めた大阪府中小企業家同友会の仲間と、100歳まで生きるというロマンを持つ人が集う「百歳の会」を結成。9条の会や民主主義文学会でも活動しています。
 旅先で出会った人たちから2日に1回ほどメールが届きます。「自分らしい人間を発見させてくれる旅。いまが青春のまっただ中です」

by akinishi1122 | 2013-08-03 13:53 | 旅行

<< ロシヤを終わる感想 雨のサンクスペテログラード >>