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(31)2013年6月6日 ルアンプラバン→ビエンチャンに帰る
暑き国合掌ようやく慣れにけり  この旅の先々で合掌で迎えてもらい、ようやく慣れてきて帰路になる
ルアンパバーンとゆうのが正式の名前だが、日本では、ルアンプラバーンと呼んでいるから、最初聞いた時は、違う都市の名前なのか、と思ったぐらいである。人口29000にお寺が60もあるとゆうから、僕が昨日まわったのはその半分にすぎなかったことになる。
自転車で回ったから、まわれたものの、36℃の暑さだから、歩いてはとてもまわれるものでない。14世紀にファーグム王朝ができて、その王の信仰する仏教を広めるために、寺院を建設し、その頂点にいる王として、統治の手段のために、お寺と寺院がつくられたのだろうから、日本の国の始めと同じパターンで、権威をもてばもつほど、統治もしやすいとゆうものだろう。
博物館も王家の住まい、執務室、それにたくさんの御妃の部屋などが文化遺産として残され、集められるだけの金銀財宝で飾るられている。
書くお寺にしても仏(釈迦?)が金で塗りこまれているから、どこから金が集められたのだろうか。日光東照宮の100倍もの金が必要であることは近隣の国からもメコン川を通じて集められたにちがいない。
いくつもの内戦があっても、この寺院が破壊されずに残されているとゆうことは、ここの僧侶の多いことだけでなかう、やはり国民に仏教が生活信条に溶け込んでいたから国王倒れても、宗教とゆうものは、簡単に根絶されない。心の奥に入れば、個人の日常生活にはいりこんで、個々人の生き方を管理までしていく力がありそうだ。
いずれにしても、社会秩序が統治者の国王が統治者の目的として導入した仏教がいつのまにか、国王の思惑を超えて存在し続けるとゆう、皮肉にもなって、後々の世に500年後に世界遺産となり世界の文化となっているのである。
社会主義を掲げている政権のもとでも、仏教徒、僧侶の存在と役割を認めなければ、思想の押し付けでは、国民は動かないとゆうことを感じる。
ヴェトナムにしろ、カンボジヤ、それにラオスが、国民の私有財産を認め、保護することで、やる気が出ることを引き出して、成功しつつあるように思う。
ヴェトナムにしろ、カンボジヤ、このラオスにしろ、大企業の存在は認めていないが、個人企業のエネルギーに頼って、発展しつつあることを直接肌で感じることができる。
空港は1時30分発なのに、飛行機が15分前に発つのにびっくりした。これは、駆け込みで乗る人はなく、発売された人数が揃えば、出るとゆうことだろうが、1日に数便しか飛び立たない空港だから、時間には迎えにきてくれた。
ビエンチャンのホテルでは、レストランで、インドネシヤの女性で、コンピュータの管理事務をやっているとゆう女性と、お茶を飲みながら話す。彼女はサンフランシスコの大学で学び、コンピューターでインドネシヤの企業を支援する仕事に取り組んでいるとゆう。
後進国といわれながら、東南アジヤの若者はアメリカなどの大学で先端技術を学び、日本に迫ってきていることを感じる。彼女は26歳といっていたが、若い人々の動きを知り交流できる機会をつくるのに快く、メール友達のなるようになった。

6月6日受信メール

by akinishi1122 | 2013-06-09 07:07

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