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社内報より

    基本を知っている
囲碁を覚えたのが10歳の時だから、もう67年になるが、楽しく打てるのは人生に潤いを与えてくれています。
ところが、好きで楽しく遊ぶということではなかなか上達しないものです。
3年ほど前から囲碁の先生に教えてもらうことになったが、考えが変わってきました。そして進級の速度が速くなったことが自分でもわかってきました。
60余年楽しんで囲碁を打ってきたのですが、物事には進歩のルールの道筋があるのだということを知らされた思いです。
たしかにルールを知り楽しむことはできますが、基本を知ることで物事の発展が速いものです。
「急がばまわれ」という諺をこのときほど、なるほど、と思ったことはありません。
仕事についても同じではないかと言えるのではないでしょうか。
言うまでもなか、私たちの毎日は「仕事」をすることで、生きる糧を得ているのですね。
私たちはまず第一に生きることです。そのためには現在の世のなかは、働く、ことで収入を得、そして自分と家族の生活を維持しなければなりません。
その次はどこで何をして働くか、それは収入を得るためになる仕事になります。
第三番目は、自分のやりたい仕事で、自分に合っているか、そしてその仕事が好きであるか。ということになります。
このことから自分の意思が働くことになるのです。好きな仕事というと、必ずしも好きなことばかりではないことを皆さん知っています。
何故でしょう。仕事というのは、自分以外の人のためになることで、収入を得ることなのですね。
自分以外の役に立つかはなかなか、あまり考えることは少ないからそれを考えて仕事をすることは気付かないものです。
だけども、私たちの「仕事」「働く」ということは一番は他人の役に立つ仕事ばかりだということですね。
それなのに、日常の仕事にそのことが忘れられているのです。
仕事をして相手に役立ち、そして、お
金をもらい、儲けることで収入が得られそして、毎日が生き続けられるのです。
これが仕事の意味なのです。
なにか問題があれば、「この仕事はお客様の期待に応えている仕事なのか?」ということに考えを掘り下げれば、どのように期待に応えることが、正しい判断なのか、ということが自分でも道筋が見えてくるのではないでしょうか。

by akinishi1122 | 2012-04-26 08:33 | 思い

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