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社内報より

2012年1月6日 報告、連絡、相談の大切さ
人間が集団生活をするためには、各々の信頼をもとに仕事をすることを無言のうちに約束しているのですね。
その約束は目的をより効果的に達成するための協同の財産といえるのです。
お互いの仕事の環境や進み具合を協同体のメンバーは知り、理解しなければ、その目的の未来図が描けられないものです。
そのためにメンバーの構成員には自分の仕事の状況を知らせておく必要が絶対条件になるものです。
このことを報告といいます。構成員というのは第一番にはその仕事の計画者、及び指示者というのがその状況を一番知りたい立場にある人なのですね。知りたいという人は次の段階の計画も考える立場の人なのです。(社長や上司などが報告を求めるのはこのためなのですね)
ですからなにをおいても直接の指示者に報告すべきことなのです。このときに注意すべきことは自分の感情を交えることは禁物であり、事実をありのままに報告することが肝心なことです。でも指示者は「貴方の意見や判断はどうですか?」と聞くことがありますが、その時のために自分の考えや、判断を持っておくべきことが必要であることも知っておくべきなのですね。
現場は机上のプランでは合わないことが必ずあるからなのです。ですから報告する人の意見が必要になるのです。
いろいろな場面で報告はするけれども、自分の意見を持たないで報告だけする人がありますが、そのような人はちゃんとした報告とは見なされません。それは現場については担当者だけしか解らない、見えないことがあるからです。
このように報告の中身というのは現場担当者の意見を持った報告にならねばならないということが含まれているのです。
これによって一歩すすんだ次の対策というのが計画者と現場担当者の意見をあわせた政策ができるのです。
ですから、担当者はこの仕事の意味を理解していなければなりません。目的目標に向かって現状が進んでいるかという観点で現場を見、環境を観察することが必要なのですね。
報告というと誰でも軽く思いがちですが、馴れてくるほどその報告が自分だけ解っていて「ちゃんと進んでいます」というように自己中心の報告になるきらいが出てくるものです。
ここに大きな落し穴があるのです。自己中心の理解ということと、第三者の理解というのは違うために、報告漏れというのが起きるのです。「ちゃんと報告はしました」という(ちゃんと)というのが自分の理解での言葉になっているのです。
私たちの報告の基本として、いつ、何処で、誰と、誰に、どのように、どうした、かということが全てはいっているかを常に報告の内容に入っているか?と自己点検することが必要です。
このような報告をしたうえで上司の意見をあわせて対象物(人)にあたることが事業の成功率が高いといえるのです。


安全祈願大阪南八坂神社
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by akinishi1122 | 2012-01-07 19:57

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