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社内報より

 創ろう歩く道
自分の値打ちを金額で評価したことがありますか?こんな質問をユースホステルに一緒に泊まっていた東京大学の学生と早稲田の学生に質問したことがあります。すると「そんなこと考えたことがないから値段はつけれないし、しいて言えば500万円かな?」と東大生がいいました。早稲田の学生は「自分は3000万円ぐらいではないかと思う、いままでの学費などがかかっているから」と言うのです。
そこで「では明日から貴方の今日までの全ての知識で全ての行動を間違いなく行動できるソフトを世界一のコンピューター会社に製作させて、またそのソフトを使って貴方の行動ができるロボットを世界一のロボットの会社に製作を依頼したらいくらで作ってくれるでしょうか?」と質問してみました。
するとみんな考えこんでしまい、おそらく自分の考えを全てコンンピューターにできるソフトなんか出来ないでしょう。またそれが出来たとしても数十年もかかり、取材すらできないでしょう。その費用を計算しても不可能に近いでしょう。だから調べる費用を計算しても億単位になるでしょう。ということになりました。
そこでではそのロボットを作り作動させて明日から貴方と同じ行動をさせるだけのロボットができるだろうか。となりました。だがそれを世界最高のコンピューター会社に発注したらいくらいくらかかるだろう。日本の国家予算が95兆円としてその95兆円を出すから貴方という全く同じ能力を持って行動できるロボットはできないだろう。という結論になりました。
ですから私たち一人一人の個性や知識というのは日本の国家予算を全額使っても貴方ひとりの別の人間ロボットはできないだろう。ということになったのです。
人間は一人一人みんな自分でなければ出来ない優れた能力、と体を持っていて、その値打ちは少なくとも95兆円以上の値打ちがあるということです。
私たちは他人の真似は出来るかもしれませんが、貴方と同じ考えで貴方をコントロールすることはいくらお金をかけても貴方自身を誰も作ることはできないのです。
自分の道は自分でしか創りだすことはできないものです。まして人間をお金で評価することなどとても不可能なくらい価値があるのです。
そんな自分の値打ちを知ることで自分はこの世で自分しか出来ないことの持ち主であることを知りましょう。
そうであれば自分の進むべき道は自分しか創ることはできないのです。
自分についての誇りこそ、明日からの道が自分で創ることができるのです。

by akinishi1122 | 2012-01-06 08:09 | 思い

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