人気ブログランキング | 話題のタグを見る

8月24日 ハプニング


2011年8月24日(水)留学とドイツ、フランスの旅(35)クラデスハプニング起こる
2時間目の授業が終わりかけたころ、トルコのMurとZisanそれに月曜から一緒のクラスになったやはりトルコの女性が廊下に出たとたんに悲鳴が聞こえた。ドドーと何人かが外にでた、僕も何事が起ったのか廊下に出てみたら、Murが泣いている。そしてMurのカバンから全ての教科書やノートが踊り場に散らばっている。彼女のカバンは開いたままで何も残っていない。声を出して泣いたのはおそらくMurであろう。たくさんの女性が静止してひきはなそうとされているのが今週はいってきた女性だから、僕はまだ名前もしらない。だがこの女性はきに学校にはいたようで、先週にZisan姉妹を僕が誘って夕食を御馳走しようとしていたのを彼女はどこから聞いたのか禁止させてしまった女だから、この女性にはすくなからぬ反感をもっていた。おそらくトルコの女性の親分といったところではないかという気がしていた。
そんな女だから僕は前からのクラスメートの2人が悪い人間にはみえない。身近な女性がいじめられているから、可哀そうになった。
ここの事務長もでてきている。あまり現場にいても気の毒だからそこを離れたがどうやら、女親分がMurの首をしみたらしい。泣きながら教室にはいってきていた。
家に帰ってそのことをホストマザーに話したら、「それは多分ボーイフレンドを争ったのではないか」と解説してくれた。
ボーイフレンドを争うにしてはこの女性親分は男性に好かれるようには僕には見えない。だとしたら、自分にボーイフレンドがいないからねたみであろうか。
この騒ぎで廊下はいっぱいになっていた。
何故同じクラスで、しかも同じトルコ同士で争うのか不思議だ。MurとZisanはクラスでも静かでおとなしく、女親分だけが活発に授業でも発言していたのに。
日本人のD君、に話したら聞きました。といっているから学校中たちまち広がったようだ。
昼休み時間にZisanに聞いたが、目をはらして、首を振っているばかりだった。
校庭に出たら同じクラスのサウジアラビヤの女性がいたから話の仲間にはいったら、午前中の女性と午後の女性とは違っていたらしい。昨日の午後、この女性は午後からサリーを代えてきたのかと思うぐらいよく似ている。姉妹かときいたぐらいよく似ている。
クラスの写真を撮ろうとしたら、顔を隠すからサウジアラビヤは女性は写真を撮らないものかと思っていたら、僕のところにきて、自分のカメラで僕と並んで写してもらっていたから、僕のカメラではいけないらしい。
やはり他人に何に利用されるか分からないからであろうか。だから彼女の写真は僕には無いのである。 
よく似ていたのはサリースカーフで顔が半分見えないからである。従妹だと言っている。一人はサウジで聾唖の学校の教師でも一人はマッサージ師といっている。僕が16年前に椎間板ヘルニヤになって入院していたが治らず、中国人のマッサージの先生に指圧をしてもらい治ったから、僕はマッサージの力を信じている。なかなか良い仕事だから頑張ってください。と励ましてやった。すると「貴方は奥さんを日本に置いてきているのか?」というから、妻は膝を痛めているから無理だ。と言ったら連れてきたら私が直してあげるのに」と大笑いだった。
午後の授業でサウジの男性に聞いたらやはり女性は他人に写真写されたらいけないという習慣があるらしい。一夫多妻ということも原因のうちに入るのかもしれない。
 高知のN女史は今オックスフォードにいて、今週中は用事があるが、来週にでも私がケンブリッジに行くほうがよいかもしれませんね。とメールがはいった。9月9日に帰国されるらしい。彼女とはオックスフォード時代に知り合いになったし、西宮の家にも来てもらったから、イギリスでの話も聞きたいという気持ちもあるが、どうも交通の便がないらしく、ロンドンまで出て会うとなると一日がかりになるから非常に難しそうだ。
 「文学阪神」の11月例会は僕が選んだ小説の合評会になっているから、もう一度読みなおし、レジメを作っておかねばならない。夜それを読みなおしてみた。最初読んだ時と少し違い、冷静に50代まで結婚できなかったお互いの心のズレの恋をあらたに興味深く読むことができた。そのことを中心にお互いの心のうちが解ると話してみたい。

by akinishi1122 | 2011-08-29 21:06 | 旅行

<< 8月25日 憶えていますか? >>