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kokoro

眼の前の宝わかる人
メーテルリンクの「青い鳥」という童話は誰でも知っていますが、私たちはあまり身近なことはとかく価値が無いものと思ってしまっているようです。
だが何事をやるにも自分の知識、環境、力を抜きにしては物事は始まらないものです。
自分を大切にすることは周囲をも大切にすることになるのですが、現在の社会は、自分を大切にすることが何か悪いことでもあるように思ってしまう環境ができてしまっているようです。
だけども自分を大切にするということは、自我を主張し通すということと同じでは無いと思います。あくまで自分の心の中で自分を大切に、冷静にみるということなのですね。
自分を客観的に見ることは自分を大切にすることと同じことにもなると思います。客観的に自分を観るということは、自分が他人と比較して優れた点、劣っている点を見分けることなのですね。
優れた点があるのに、全て劣っていると見ることが多いのは自分自身を良く知っているからなのです。ところが、自分の優れているところは気付くことはなかなか難しいことなのです。
それは意識して探すことが必要なのです。自分の良いところを探せといえば「そんなもの考えたことが無い」というのが表だって誰でも言うものです。だがそれは世間から問われているからであって、自分を自分自身で評価する習慣が無いためなのです。
そのことをメーテルリンクの「青い鳥」は教えてくれているのです。この物語が世界中で大切に読まれ続けているのは、人間の共通の心だからなのですね。
この人間の誰にでもある宝をまず「気付く」ことが一番です。
そして自分が現在まで生きてきたことは、どんな危険なことでも自分の判断で生きて克服してきた判断の正しさだったからなのです。
目の前にある物事に自分はどう考えるか、が第一なのです。その場面には貴方だけしかない能力と力をもった人は他にいないのですから、自分が最高の判断者であることを認識することで、あなたしかできない解決方法がみつけだせるのではないでしょうか。
これが自分の誇りであり、自分の尊厳なのです。これを気付いた人々を世間では成功者といわれるのです。
自分と同じように所属している会社を見る目も同じ視点でみることで、いくらでも優れた他にないことを発見できるのではないでしょうか。
宝は身近にあるのです。それが全てのエネルギーの源になるのです。

by akinishi1122 | 2011-08-11 16:55 | 百歳の会

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