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2011年8月7日(日)留学とドイツ、フランスの旅(18)ヨーク市(york)
今朝はマザーに弁当はいらないからと言っておいたから、弁当は無くても6時半には朝食の準備が出来たからどうぞと部屋まで呼びにきてくれた。彼女にしたら平日だったら8時の朝食でよいのに僕のために早く起きて用意してくれたのである。僕が出かけるためだから、僕も早くいただいて7時半には出かけた。
ところがヨークへの列車は11時50分しか無いというのだ。僕は昨日それは解っていたのだが、僕の聞き方が不正確だからそんな教え方をしてくれたのだろう、もっと早い時間があるはずだろう。ほかに回り道の路線があるのではないかと考えて駅にでたのだった。
するとやはりまわり道の路線があるようで、3時間もまたずに出発することができた。次の駅で乗り換えていけるということだ、それに乗ったら先日コンピューター室で会ったカザフスタンの女性乗っている。彼女は日本人と同じ顔をしているから親しみがでていた。25歳でカザフスタンの大学院でコンピューターでの情報処理の勉強をして博士をとるまで続けるらしい。恋人がいるが博士をとるまで結婚はしないという。
次の駅Eiyには15分ほどで着いた。ここで乗り換えでヨークに行けるはずだが、その列車がまた1時間以上またねばならない。だからこの町を1時間で歩くことにした。
おおきな教会があり日曜日とあって賛美歌を牧師さんの指揮で歌われている場面にあうことができた。
賛美歌の中に秋風知りにけり  今日は肌寒くもう秋になったよう
記帳簿に書いておいた。は日本人の名前無かった。
この駅からでも待たねばならないから、またケンブリッジに引き返し結局同じ時間の11時50分に乗ることになったが、その間にもう一つの町を余分に見ることができたので有功に時間が使えたことになった。
僕が駅員さんと話しているのを聞いていたのか、婦人が、私もヨークに行くから乗り替えは私が教えてあげるから一緒に行きましょう。と言ってくれた。
この婦人と一緒で2時間半ほどを過ごすことができて楽しい会話もできた。彼女は65歳で60歳までレストランに勤めていて、旦那が6年前に亡くなったからその後釣りを趣味としている。鮭などの大物も釣るし沢山の種類の魚のために疑似餌の針なども見せてくれた。子供はいないから釣り仲間と予定がいっぱいだから毎日楽しい時間を過ごしている。中国人のボーイフレンドもできて彼は自分より7歳も若いし彼との楽しい時間ももっていると話してくれた。
ヨークに着いたのは2時半頃である。早速市内観光バスに乗り全市をめぐり、ここの名所であるイギリスで2番目といわれる教会に入りその周辺の賑わいをあるく。
蠟燭の暖かくして秋近し  蠟燭に一杯の火がともりその奥に牧師の遺体の像がみえる
ここは9世紀ごろには首都であったこともあり、その王の名前からこの市の名前がついたという。城壁が町を包んでいて、そのまま残っている。そして1354年にはここの教会が主席大司教であったというから、昨日のカンタベリーとならびイギリス人はここを尊敬しているようだ。
帰りは隣に居た女性が考古学の発掘の仕事をしていて、主にロンドンの近郊だという。僕も興味あるので日本の奈良明日香地方などの写真を送ることを約束した。また日本の四季の写真や祭りの写真なども送ることにした。彼女のボーイフレンドがタイ人で証券をしていてイングランドにいるから、週末に行っていた帰りだという。27歳の女性である。写真も一緒に撮った。
帰宅は8時半だからマザーに電話いれたら快く返事してくれ、ビフテキを作ってくれた。
今夜からは僕一人の下宿生である。

by akinishi1122 | 2011-08-09 21:23 | 旅行

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