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70歳の留学 ケンブリッジ

70歳の留学(8)005年7月18日(月)市内観光バス
朝のバスに学校の女性事務員さんが一緒だった。香港出身で9ヶ月ここにいるが、ニューヨークで大学に10年いたという、ここには主人がケンブリッジ大学に調査研究に来ているから、それが終わったらまたニューヨークに帰るというから学者らしい。
「コンピューターのレンタルは無いだろうか」と聞いたら、1年単位でしか貸さないらしい。家が近くだから教えてあげるから来なさいと言ってくれたが、そこまで世話はかけられない。できれば学校でまた聞こうと思う。幸いに昼食時に日本人女性がいたので、聞いたら今日は故障で使えないから、明日だったら教えてあげるとのこと。そう希いたいと思う。
第1回目のテストが返された。50問中37点だった。少々失望している。隣の雀鳴女性は50問中47点で最高点をとっている。だが会話はあまりできないようだ。中国の学校で読み書きができたのだろう。自分も会話が苦手だといいっていた。彼女と会話が通じない時は漢字を書いたら通じる。自分の部下は60人いるというから相当のエリートだ。
 作文で自分の家族について出されたので僕は家族の仕事まで書いたので、なかなか良いとの評だった。向いの席と交換しあって、その家族も知ることが出来る学習だ。僕の相手はモーリタニヤの黒人の女性だった。28歳でいつもサリーを着て、若く独身だ。妹は結婚しているという。自分は経済学位を持っているらしい。Degreeというから、どんな仕事をしているとは書いてないが、大学教授のファチマチさんは、モーリタニヤは人口3000万でそのうち、1000万は都市そこに自分の大学があり、その郊外に住んでいるという。地図で見るとエジプトやモロッコの隣である。海岸は少なく奥が深い。1年に60ミリぐらいしか雨が降らないらしい。だから「水は宝ですね」と言ったら、そうですよ、と言っている。地下資源が豊富で「重たい鉄」と言っていたので、鉛だろうか。これが主な産業という。ゼメラという女性は地質学者であるから、モーリタニヤは重要な仕事をする人たちを育てているのだろう。サリーを着ているが現場はどんな服だろう。
先日僕がモスクに入ったら、女性が一人もいなかったのは何故だと聞いてみた、すると女性だけは別にモスクがあるらしい。何故男女別なのかと聞いたがはっきりした答えは聞き出せなかった。
サリーは良い感じだねと言ったら、みんな日本製(maid I n Japan)という表示を見せてくれる。日本では着ないのによく柄がわかるものだ。日本に教えてくれるものはないか。と聞いたら、日本はなんでもあるから、教えるものは何もないと言ったが、僕はそんな意味で訊ねたのではなかったのだが。じゃあアラビヤ語を日本に教えに来てくれる先生だったらいいのではないかと言ったら感心していた。
 午後の授業が終わり、学校が市内観光を募集していたので、参加したら、10人ぐらいだ。僕のクラス以外のアラビックの女性が、Nobutoshi!と二人も呼んでくれたが、何故知っているのか、やはり年配だから話題になっているのだろうか。おそらくこの学校では最高齢だろうと思う。
この日記をコピーし第2便として昨日までの分を家に送った。また金銭出納簿もコピーした。できるだけ、金銭の使途と額を記録することは、この留学の備忘録として残るから、続けておきたい。
第1便を13日に出したが、今日の電話では、まだ着いていないようだ。
薫からの電話は、観光中のバスの中でうけた。バスはヘッドホーンだから、他の人に迷惑はかからなくて話せた。パソコンを送って欲しいといったら、故障中だから、間にあわないのではないか、ということだった。
僕の髭剃りのコードは、探しても無いといったら、スーツケースをもう一度探してみたら。というのだが、昨夜全部点検しても無いから、もう電池が切れそうだから、大事に、簡単に剃りあげねばなるまい。
下宿の中国人少年李意君は英語だけでなく、会計学、経済学、科学なども勉強し、ケンブリッジ大学を目指しているという。6ヶ月になるが、英語はペラペラである。若いということと、熱心さが違うようだ。彼のクラスは4人で、中国、ロシヤ人であるらしい。そんなに大学を目指すのだから、中国では優秀な学生だったのだろう?と聞いたら、そうだ!と自信に満ちている。
ロシヤ人のステファンも大体々勉強熱心だ。中国人とケベック人と4人で集中教育をしている学校が多いようだ。
ケンブリッジ大学は、800年の歴史を持っていて、イギッリスだけでなく世界から学びに来ている。
市内循環バスは英語のヘッドホーンだが点々としか解らないが、そんなことを説明していた。
シャワーのカーテンが落ちてきたので、ステファンが背が高いので二人に手伝ってもらうが取り付けは難しくてできなかった。ところがマザーが来てなんなく復旧してくれた。「よくあることだあから、気にしなくていい」と言ってくれた。
夜、お金の単位の小銭を並べて教えてもらった。たくさんの単位があるものだ。5、10、50£が紙幣、その下が小さい単位の硬貨で1£その下が0,5£、0,25£、その下まである。日本の1円に相当するぐらいでは何も買えない。大体僕が使っているのは、自分で判断して支払うのは1£までである。


ケンブリッジ
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by akinishi1122 | 2011-03-27 13:59 | 旅行

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