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世界の旅(45)

ワンワールド世界旅行(45)
3月4日(火)マイアミ湾観光船めぐり
 10時ごろインターネット店に行き開いてみたら、オックスフォードのY女史さんから返信がきていた。彼女はぼちぼち一時帰国するだろうから、僕の旅日記を昨日最初の分から、送信しておいたからだ。Yさんは「人の旅の感想にはあまり関心はないが、旅の旅程については知りたいから送ってください」と言っていたから、その期待に沿えるものかどうかは自信がなかったが、送ることにしたのだった。そしてパソコンを開くのも日本に帰ってからになる。といわれていたから、もう着かれるころだろうと見計ってのことだった。
すると、英語で「日記を大変興味深く読ませていただきました」とあったので、彼女の期待に少しは叶えられたのだな、とほっとした。だから、今日までの日記をすべて送信しておいた。
 午後から、Maiami 湾や市内の観光船に乗る。32㌦だが、ホテルに10㌦現金で、あとは会社に22㌦支払らってくれとのことだ。自動車にスクリュウがついて、海でも走れて水陸両用船である。30人ぐらい乗った。男性のガイドがコミックにピエロ風の案内だ。
 アメリカ人半分、ヨーロッパ10人それにアラブ系、アジアは僕一人だった。コミカルに案内するから、相当面白い案内であろう。車内ではやんやの笑いが起こるが、僕にはそのユーモアが分らない。景色だけである。景色としてはオーストラリアのゴールドコーストとほとんど同じに僕にはみえる。
さすがはアメリカで億単位の家ばかりが岸辺に建っている。なかにはボクシングの世界チャンピオンになった黒人の家もあり、彼の人物像が立っている。椰子の庭にそれぞれの設計も目を引くのがいっぱいで、外海ではなく湾の内部に建つから、穏やかな海で、空が青だから全てが明るく見える。
 2時間半ほどで湾やマイアミビーチ市内の観光がおわる。ガイドしながら、商店の客や立ち売りの売店の人々に大きな声で挨拶すると、また呼びかけられた人々が声を返したり、手を大きく振って挨拶をかえしてくる。これは演出でないことは、通行人まで挨拶を返すのだから、国民性であろう。こうゆうアメリカ人をみて「アメリカは明るい」という評価がされるのだろう。僕も感じるのだが、街の道路にある店で食事している婦人や、ホテルで出会う女性が、目があうと微笑んでくれるのである。夕方6時ごろビーチに行ったら6人ぐらいの若い女性がいてビールを飲んで楽しんでいた。そこえ警官がきて、「もう時間だから引き上げなさい」と説得してる様子だった。僕は彼女等に同情して、「まだ明るいのに残念だね」と言ってやったら、まだ残っているビールを僕に飲めといってもたせてくれる。僕は夕食に飲んだところだから辞退したが、「では持ってかえれ」というのである。
こんな感じの良い国民性である。もうすっかり気にいってきた。これはイギリスやフランスでは感じることがなかったから、アメリカは市民が親しみがあるのはヨーロッパとえらい違いだ。だからアメリカ国民とアメリカ政府の政策とはどうしてこんなに違うのだろう。
 僕にしたら個人的なジャネットさん一家やウイルソンさんとのとのつきあいでアメリカ人を好きなのだが、政府の政策が戦争の国策になっていたり、格差社会が当然とする「新自由主義」の押し付政策で日本の経済をメチャクチャにしていることえの反発があるから、好きになれないでいる。国民と国家の政策がこうも違うのかと実感する。
夜は寿司屋で7・5㌦これは専門店だから日本の味とまったく同じだった。
 今日は僕の上のべッドにドイツ人の医学生がきた。隣は同じくドイツ人の銀行員らしい。もう一人ドイツの大学院生、トルコの貿易商社での人がいる。長期でいるようだが、自転車で出かける人も同じ部屋だ。

by akinishi1122 | 2010-11-25 11:17

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