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フランスは休日

ヨーロッパ自転車の旅へ(37)
8月15日(水)フランス休日
パリ駅へ行こうと思い「セントラルステーシヨン」と聞くのだが、どうも通じない。地下鉄に自転車が積めるから楽だが、自分が乗った駅に帰れるために、手帳に記しておく。LE・NZBURG、凱旋門の近くのホテルもすぐ近くにある。後で分かったのだが、凱旋門には駅が沢山あり、多分10個ぐらいあるのではないだろうか。
凱旋門の絵を見せて聞くのがよいように思う。駅名だとパリの人もすぐには分からない人が多い。駅名で聞いたから、帰りは大分振り回された。結局聞き覚えのあるリヨン駅に行くことにした。するとここはTGVの発着駅だということが分かる。普通車が見受けられない、各国にはここから出ているし、ジュネーブという名前が丁度1番はじめに表示板に出ていたから、ここから、スイスに行けるのだなと分かる。だから、スイスのバリの家に行くのに、LEMZBURG駅まで行くのにどの便がいいのか聞いたら、TGVは一日に1回しか出ていないから、それに決めた。TGVでもユーレルパスは使えるから、金はいらないが、自転車の料金が5ユーロかかったが、それを申込んでおいた。だが、時間が17時40分リヨン発スイスのLENZBURG駅着が、0時16分だという。
 深夜に着くから、バリに出迎えしてもらうのは気の毒だから、知らせるべきかどうか迷っている。バリは気を遣う人間だから、深夜でも迎に来ると言うに違いないから、このことを理香にメール入れて相談しようと思う。
リヨンの駅前で中華料理店に入り、ビールと焼き飯を食べる。お金が心細いから、明日まではお金を大事にしなければならない。10・5ユーロだった。キリンビールだから、小瓶でも5ユーロする。だがやはり日本のビールは美味し。
普通列車が出る駅を探そうと思ったが、雨が降り出したので、地下鉄に乗るしかない。人に聞くにしても、駅名を言わねば、パリ駅というだけでは、誰も知らない、パリという名前は、当たり前で、誰もどこの駅を教えていいのか分からないのだ。僕の乗った凱旋門の駅名を示しても、知らない人が多く、大分いったり来たりして同じ駅を何回もまわされた。結局駅名でなく、凱旋門の写真を見せて下ろしてもらった。その結果凱旋門には、沢山の駅があることがわかったというわけである。凱旋門から放射状に地下鉄の線がでているから、おそらく、10箇所ぐらいが、凱旋門の駅あたりがあるらしい。
今日はリオン駅に行き、地下鉄を沢山乗り換えることで、一日が終わったという感じ。自転車もキップさえ買えば、一緒に乗れることも分かる。日本ではとても、地下鉄に自転車を乗せるだけのスペースはないが、ここでは、乗客がちゃんとスペースを開けてくれるからありがたい。だが、あまり時間が長くなると扉が開かなくなり、もたついていたら、警官が来て、「パスポートを見せろ」と言う。「キップを買ったか?」というから、見せたら、「時間切れだから、もう1度買いなおしなさい」と言われ、1・5ユーロでまた買いなおした。何回もキップ無しで、人が出たあとに出たらそれでも済んでいたから、3回もそうしたから、どんなシステムになっているのだろう。
夕食はホテルで、ビール、野菜サラダ、サーモンの刺身などで食べる。シャワーを浴、歩いて夜のシャンジェリジェを歩いてみた。ここは、名所だから、旅行者が多い。アラブや、アフリカ、インドなども多く、おそらくアフリカが多いのは、フランスの植民地が多かったからだろうか。日本人はあまり見掛けなかったが、ホテルでの夕食の時間だからであろうか。
9時になっても、まだカメラで風景が撮れるぐらい明るい。
 今日は終戦記念日であるが、もう62年にもなる、僕が10歳の時だが、対戦相手国にこんなに来ることが出来るなど、全く予想することなど出来ない、生きることが出来るか、を子供ながらにも、この日に天皇の言葉を聴いて考えたものであった。フランスも今日は「聖母マリアの昇天」の日ということで、休日である。日本も盆休みの帰省Uターンラッシュのことだろう。
夜、日本人の若者が沢山も持つている、ブランドの鞄などの本店が、ひときわ輝く光を放していた。

by akinishi1122 | 2010-02-14 05:00 | 旅行

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