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ボーンマスへ

ふたたびのオックスフォード(25)
8月2日(木)ボーンマスへ
岡山の横谷さんからメールが入り、「土井先生などと長島愛生園にボランテアに行きます」とあった。たしか中学校の時の教科書に「小島の春」とでていた。ハンセン氏病(昔はライ病と言った)に毎年慰問に行くらしい。日本だけがハンセン氏病患者を法律で伝染病と間違った差別をし、隔離したり、子供を生めない手術まで国家がやった過ちが10年近く前まで放置していた。政府が責任を認めて謝罪したニュースがあったが、人権無視を国家がし、しかも法律で隔離したのだから、国家の犯罪といえるものだった。世界的に医学界は伝染病でないと常識だったのを政府知っていながら、放置していたのだから、あの方たち本人はもとより、家族の方々の肩身の狭い思いをされただろうに怒りを覚えるものだ。土井先生や横谷さんはよく慰労をして下さっていると頭がさがる。
「参院選挙で自民党が惨敗したから、少しは流れが変わるでしょうか」とも知らせてくれた。
 午後から駅に出たら、ボーンマス行きの列車が丁度あったのですぐ乗り込んだ。ブライトンに似た保養地だが、あそこよりもっと高級住宅があるところだったので、もう一度行く気になった。
オックスフォードから直行だったから、1時間半ほどで行けた。今日の海は綺麗で人が浜辺に多いが泳ぐ人は少ない。砂浜が10kぐらいもあろうか。見渡せるから気持ちがいい。オーストラリアのゴールドコーストの感じがする。人々はなぜ砂浜を憧れるのであろうか。保養地は大体砂浜が多いようだ。
 海側の高級住宅をずっと走り、芦屋の山手よりも、もっと緑が深く、もっと庭が広い家並みをもう一度来てみたかった目的をとげた。
17時46分の列車に乗って帰宅の途へ。列車では理香が沢山収録してくれていた音楽の「世界の愛唱歌」「うたごえ歌集」「日本民謡集」などを聴きながら帰る。毎晩聴きながら眠るのだが、やはり昼にちゃんと聴くのがいい。「庭の千草」「ローレライ」「金髪のゼニー」「収穫の歌」「郵便馬車のぎょしゃだった」などは何回聴いてもいいものだ。
夜パソコンが又ローマ字が出なくなりここまでで中止した。

by akinishi1122 | 2010-02-13 18:56 | 旅行

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