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ウイーンのオペラを観る

15)09年9月17日ウイン・モーツワル・オペラ観劇
ホテルで午後1時まで日記など打ちこみ、午後から出かけた。先ず明日の列車の予約を、インスブルグに決めた。明日の御前7時40分がとれた。座席指定が3,5ユウロ。インスブルグに着くのが12時30分だから、ホテルに辿りつくのも困ることはないだろう。
これで案内にある、ヨハンストラウスの生家に行くつもりでいたら、ここに住んでいるらしい日本人が、近くに沢山んお音楽家の立像の公園がある、と紹介してくれた。
なるほど大きな公園に、ヨハンストラウス、ブラームスなどの立像のある公園だ。ここは、音楽の都と言われるだけあって、ベートーベン、ハイドン、ブラームス、シューベルト、などがここを中心に沢山の作曲をしているところらしい。日本にもウイン少年合唱団がくるほど馴染み深いところである。ハイドンが作った曲では「天地創造」「四季」がここでの作、シューベルトは1797年にここで生まれたらしい。地下鉄で清美さんという、東京から来た娘さんで、シュウベルトの生活した家に行くところだというから、連れてもらうことになった。彼女は1ヵ月の予定で今日チエコのプラハから着いたばかりだという。彼女はモーツワルトの家を目的にしてきたらしく、音楽に興味があるようだ。自分でもピヤノを弾くようで、僕が「知人に82歳の婦人が(エリーゼのために)を学びはじめているから、僕も今年からピヤノを習い始めている」と言ったら彼女も「エリーゼのために」は好きで弾いているとのことだ。
なるほどモーツワルトの各部屋の説明を漏れなく日本語解説をイヤホーンで聴いている。会社は希望退職を応募していたから辞め退職金できているらしい。30代の後半のようにみえる。
彼女は7時半からオペラの席がとれているから、ホテルに帰りオペラ用の服装に着替えて7時半から観劇するそうだ。
僕もさして予定があるわけでないので、オペラを観たい気になった。するとダフヤというのが、「今夜の良い席があり、30ユウロだがどうか」と言ったから、なんか高いようなので、「高過ぎる」と言ったら、「では20ユウロにしとく」と言うから、「まだ高い」と言ったら、諦めて去ってしまったので、これは(本物だな)と解釈して、だったら買ってみようという気になった。
良い席と言っていたが、中に入ったら、一番上の階(6階)でそれも袖の席だ。でも一度は本場のオペラを観ておくのもいいだろうと、開演時間を待った。
さすがにオペラというのは正装してきている人が多い。日本人の若者も多く、立ち見席には30人ぐらいはいるのではないか。また僕の席の並びの日本人の夫妻がいたが、第一幕が終わった1時間ぐらいしたら帰ってしまった。話の種に観ておこうということだろう。僕の席はオーケストラーの指揮者やバイオリンなども少し乗り出すと見える席で、日本円だと3200円ぐらいのヤミのチケットだから、まあ僕も話しの種にとでも見る気だったが、オーケストラーや、オペラの生で聴くというのも良いものだ。退屈せずに最後まで観ることができた。今日の演目は馴染みのないものだったが、たとえば カルメンとか「椿姫」だったりしたら、もっと集中できたかもしれない。
終演は10時30分だった。

by akinishi1122 | 2010-01-14 08:53

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