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ブダベストへ

(12)09年9月14日 (12)列車でハンガリーのブダベストへ
ホテルから歩いて路面電車に行き、電車は一つで駅につく。なんということはない、昨日タクシーに騙されてとまどったのが嘘のようだ。
駅で朝食をとり9時6分発のブダベスト行きである。オーストリヤに帰る婦人が駅にいて、やはり1等だったので、しばらくオーストリヤの観光の場所など聞いて予定に入れることにした。ウイーンを含め4か所ほど教えてくれたので、なるだけそこを回ることにしたい。
列車は次の駅がハンガリーで約30分ほどで着く。この列車は乗り換えなく、ただルーマニヤの警察と、ハンガリーの入国官が次々に来ただけでそれぞれパスポートを記録していった。
ハンガリーに入ったら、時刻が1時間遅れて戻すことになった。だから8時06分に出発した勘定になる。
列車は6席のドアーつきの個室、なかなか清潔だ。国際列車だからであろう。それを一人で使いブダベストまで誰も来なかった。
ハンガリーも農業国で、畑にはトーモロコシ、ヒマワリ、カボチヤなどが今収穫を終えた時期である。カボチヤが一面にころがっていて、その収穫をコンバインのような車でかき集めていくのだから、相当な収獲量である。
家に電話したら今日は月曜らしい。今4時というから7時間の時差である。病院も済み家にいるところだった。体調も心配ないらしい。ブダベストに行くといったら、昨年いったところでないの、と言うから、最終地のイタリヤまで通過地点だ、と説明しておいた。
時々電話メールを入れているらしいが、こちらには入っていないのは何故だろう。

妻の声コーン黄金の畑の中  トーモロコシの畑をみながら日本への電話
ハミングでブカレストの秋発ちにけり 世界の青春の歌を
赤青の林檎カーテン超してみる   列車から、農家の周辺に林檎がぽつぽつと
キャンピングカー刈り田の中を走りけり 今は刈り田がほとんど
コーン畑おおいかぶさる雀かな   雀だろうか一面を覆いかぶさるように飛ぶ
ひまわりは皆うつむきて果てしなく  花が過ぎると黒く下をむいてうなだれている
るいるいのカボチヤショベルにすくわれる  葉は枯れてころがっているカボチヤ
黄葉や車窓越しなる会釈かな
あばら家は野原横たえ冬を待ち
夏帽子そのままかぶり秋となり
朝の秋手のひら湿りパソコンへ
犬、羊、牛、鶏も秋の朝
わが庭に咲いていそうな花に合う
ひかえめにと妻の口癖トマト食う
夏肌着少し慣れたる水洗い

ブダベストにはキップに書かれた時間より2時間ほど早く着いた。何故だろう。
さすが首都で賑やかだ。ホテルは列車のなかから予約していたし、あとは交通機関を調べるためインフォメイションで聞いたら、歩いて15分のところという。
ルーマニヤ紙幣の120ぐらいあったのを交換してもらったら、なんと7000ぐらいになるから、感覚がくるってしまう。
駅に日本人女性が2人いた。愛知からの卒業旅行らしい。一緒にビールにつきあってもらった。彼女らは1か月の旅でイタリヤ、ギリシャなどまわり今夜ベルリンに夜行で12時間かけてゆくらしい。2人とも就職がきまり英語の教師になるらしい。
オーストリヤからここに着いたらしいが、僕の行くオーストリヤは今はもう寒いらしい、半袖では無理のようだ。
朋美、美貴といい2人とも外語が専門のようだ。
ホテルはなかなか清潔で個人のロッカーもあり安心である。
パソコン店に行き、大分たまっていた日記を送信しておいたが、日本語の打ちこみができないので、文章のコメントができなかった。

by akinishi1122 | 2010-01-13 13:36 | 旅行

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