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シベリヤ鉄道の旅(3)7月18日夜ハバロフスクへ乗車
今朝も雨模様だったのでホテルでゆっくりしようと正午のチエックアウト時間まで日記を打ちこんだ。カウンターに「インターネットカフェはこの近くにあるだろうか?」と聞いたら、ここで出来ると言って、コネクターに接続ぃてくれたので助かった。16日と昨日との2日分を家と友人に送信しておいた。そして「今後はブログに毎日載せるからお暇の時でも覗いてみてください」と書いておいた。だから明日ぐらいから反応があるかもしれないから楽しみだ。その後、街まで歩き途中の中華店に入ったがメニューがロシヤ語だからサッパリ解らない。先にお親子連れの人が食べているのを見たら、ヌードルの皿に小海老がたくさん入って美味しそうだったからまあどっちにしても分からないのだから見て分かるのがいいだろうとそれを指さして注文した。ビールの大とそれだ、だが僕はヌードルと思って頼んだのは、大きなキュウリの輪切りがそう見えたのだったとわかる。それを小海老と炒めてある。これがなかなか美味しいのである。今朝のホテル朝食でキュウリの生を食べたが、これは僕が子供のころ天草で食べたあの味だ。ロシヤで本当のキュウリの味が残っていることに感激したが、ここでもやはり同じ味だった。子供の頃の味は僕の忘れてしまって錯覚だったのかと、最近のキュウリを食べるたびに思っていたのだが、舌はちゃんと覚えてくれていた。それにしてもなんで日本のキュウリはあんなに味が変わってしまったのだろう。僕はこんなでこぼこの形が不統一でもこれがいい。いつかテレビで最近キュウリはカボチャとかけあわせることによって真っすぐの凸凹のないのに生産できると報道されていたが、これでは形だけよくて味はキュウリではないのではないか。僕は本当のキュウリを食べたぃものだ。でないとこれからの若者は本当のキュウリの味を知らないままで次代のこどもたちに伝わっていくことは悲しいことだ。
子供の頃はキュウリをなにもつけずに食べたものだった。
店を出たら、結婚式が終わったカップルに出会う。今日は土曜だからだろうか幾組かの式があるようで、新婚パレードのために飾られた車が他にも待機している。カメラマンが写していたがシャッター角度などの指示を花嫁さんがテキパキするのだから、もう彼らは恥じらいなどは忘れるくらい長い付き合いであったことがわかる。
日本も外国も殆ど同じようなウエデングドレスである。中国の結婚式にも出会ったことがあったが、やはり同じ服装であった。世界の共通になったようだ。
そこを離れて昨日と違った路線バスに乗る。30分ぐらい走って元に帰ろうとして、同じ番号のバスを探していたが、ここには来ないという。青年や老人、婦人に聞くのだが市の中心に行くのに確かな路線を知る人がないというのも不思議だ。老婦人が「番号は違うが私と一緒に乗りなさい」と乗せてくれたが、どうも帰りの方向ではなく僕が乗ってきた進行方向にどんどん進んでいく。不安でたまらない。この老婦人が運転手に僕の行く先を言って聞いてくれている。するとそこを通ると返事してくれてるようだ。だが僕の感覚ではどんどん離れていくような気がする。列車の時間は9時15分だがホテルには迎えのドライバーを8時に呼んでいるから気がかりになった。老婦人が先に降りたので「スパシーバ」と礼を言って土産の扇子を渡した。
婦人が降りたあとドライバーに地図を見せて聞いたら間違いなく行くと言ってくれたからやれやれだ。どうもUターンのようで、バス路線は僕の感覚では当てにならない。人に聞くのが一番だ。今日は基準になる太陽が雨のため判断できなかっての錯覚である。
やっと元乗ったバス停が見えてホットした。湾の青空市である。その市がボチボチ仕舞いかけていたが、人々が買っている向日葵の種を買い、食べてみる。コップいっぱいが10Pだったが、さして美味いものではない。ピーナツのほうが美味いと思う。それから丸いアンパンみたいのを2個買って食べてみたらなかなか美味い。だからこのパン屋さんの他のパンもきっと美味いに違いないと思い3種類買ってみた。今夜の夜行列車のために用意しておきたい。それからトマト、キュウリ、バナナなども買った。これらを全部あわせても日本円にしたら1000円にもならないようだ。
ホテルに帰ってパソコンで沢山の友人に2日分の記録を送信しながら8時に迎えにくるドライバーを待つ。8時丁度に1階の玄関に前と同じドライバーがやはり「Mr Miyazaki」の表示紙を持って立ってくれていた。このまえ渡せなかった土産も渡すことができた。 
駅まで送り、列車の扉が開くまで車の中で待機してくれ、40分も待ってくれた。そして僕のチケットを確認してその座席まで荷物を運んでくれた。なかなか親切でいきとどいている。これで言葉の分らない国でも一人旅ができる旅行会社の有難い役割を認識することができた。
さすが1等車は立派で二人部屋。売り子が来たのでビールとカップラーメンを買った。ちゃんとお給湯器も備えてある。ラーメンにお湯をそそぐのも車掌さんがして持ってきてくれた。
もう一人の30代の男性は友人と一緒だったので寝るまで部屋に来なかった。

by akinishi1122 | 2009-07-25 09:23 | 旅行

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