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ベネゼーラからペルーへ

ワンワールド世界旅行(52)
3月11日(火)カラカスから・夜ペルーのリマへ
 10時に部屋を出たらフロントにガイドのYurisaがもう来ていた。まず、きあらチャンの卒園祝い・3月19日・誕生祝い3月24日のはがきをださねばならない。するとフロントデスクが、後2日分の支払いが残っているというのだ。僕にしたら、日本からの予約で1日、到着の時に1日、次の日に3日分の支払いを済ましたと思っていたから、おかしいと思い、もう一度支払いの明細を出してチエックしてもらったのだが、僕が3日分払ったと思っていたのは、1日分であったことが、Yurisa嬢のチエックでわかったので、払うことにした。
 空港まではタクシーで行くことにしていたが、どうやら夫婦の人が2時にタクシーを呼んでくれるように頼んでいる様子だ。だから2時だったら僕も大体そんな時間に乗るつもりでいたから、「どうですか便乗させてもらえば、僕が半分だしますが?」と言ったら。奥さんが主人に「そうしましょうよ」
といった様子で、一緒に行くことになった。
二人はイギリスからの人で、2ケ月のホリデーらしい。1時に待ち合いしましょうとなり、僕は郵便局で、きあらチャンにはがきを出し、つぎにパソコン店でメールを開いたら、かじか会の坂口氏が熊野古道の3日間の登山の写真がおくられてきていた。15人のメンバーで懐かしい仲間である。
 またリスボンのホテルで同じだった青年から一緒に撮った写真と「世界1周の旅は今頃どちらでしょうか、自分はあれからしばらくしてから帰国しましたが、のぶさんは長い旅だから気をつけてください、私は写真の左の眼鏡の方です」とあった。
 家には最近の写真を4枚送信しておいた。これから、毎日1枚だったら、早く送信できるから、日記と同じ日の写真を送るようにしてみよう。だが、日本文字いまだに打てないから、読みにくいことだろうと思う。僕も、もどかいしい思いをしている。
 1時にホテルに帰り、夫婦と一緒に空港まで走った。彼の名はDebuと言い、肥えているから、「日本語では貴方の名前の発音はデブといって、丸まる太った人という意味だから、貴方にピッタリの名だ!」と言って車の中で大笑いだ。彼は44歳の警察官、奥さんは銀行員で40歳というから僕の子供と同じ年頃だから親しみがわいてくる。
 空港について清算しようとしたら、僕が半分払うと言っていたのに、どうも3人で割った金を返してくれたようだ。僕は空港まで40㌦と聞いていたから、20㌦のつもりで換金していたら沢山の釣銭をくれるではないか。この人はなんて誠実な人なんだろうと一遍に好きになった。
 自分たちは6時のロンドン行くので、僕は7時40分発だが、「チエックインの手続きを済ませたら、上のレストランで一緒に食事しましょう、30分ぐらい待つててください」と誘ってくれた。
 僕は直ぐに上のカウンターバーに行き、コーラを飲んで待っていたが、1時間も来ないので、(あまり当てにならない約束だな)と思い、僕もチケットの指定と荷物の積み込みの手続きにいった。
 手続きを終え、もとのカウンターに行ったが、彼らはいないが、ちょっと上を見たら、レストランがあるので、そこに上がって食事でもしようと思ったら、さっきの奥さんが「のぶー」と声を掛けてくるではないか。僕がしびれをきらして、移動していたら、彼らが飲物をとって僕を待っていてくれたようである。もうちょっと待っていたら合えたのに、悪いことしたな。と申し訳ない思いになった。そこで3人で食事をし、色々話ししたら、彼らはここに来る前にペルーのマチピチに行ってきたらしい。そして、マチピチの旅の仕方も図を書いて、列車も使い、バスに乗り換えて、マチピチで1泊すべきこと、寒さはそんなに気にしなくて、長袖のシャツでよい、などのアドバイスもしてくれた。写真も何枚かとり、送ることにした。彼らはまだヴエトナム・カンボジヤ・中国などを廻るらしい。必ず写真を送ってくれ、その時住所も知らせてくれ、というから、僕が家に居るときはいつでも歓迎するから、電話してくれ、といっておいた。
彼らが先に発つから、ゲートで見送った。なかなか感じの良い夫妻であつた。僕がオックスフォードにいたから、そこから30分ぐらいの町の人らしい。
 19時40分発で120人乗りの飛行機だが、全く日本人は乗っていない。23時10分にペルーのリマに着く。ホテルに電話したら、空港からタクシーで45分かかるという。これは、相当の費用だな、と思うが、荷物を受け取ると、もう12時半を過ぎている。高くても安全が第一だと決めている。こんな時間に空港では出迎えのホテルや人々が沢山いるのには驚いた。日本人の名前を書いた出迎えも数人あり、外の国からの便で日本人も着いているようだ。僕の出迎えはないようだが、ペルー人で日本語の上手な日本旅行社の団体を迎えに来ていた人が、「タクシーしかないですね」とのことだ。ペルー貨幣に100㌦を換金しておいたので、それで270ペルー金になった。
そして、ホテルまでは4500円(ペルー円)かかるというし、どうやら、市内までは共通の値段らしいく、出口でタクシー券を販売していて、お金はそこで支払えばよかった。これで心配していた第1関門が通過することができた。やはり、僕みたいな人のために空港も制度が整っているものである。
 運転手には、この券を渡せばよいようになっているから、安心した。日本人3世だが全く日本語はしゃべれない。だが、途中でガソリンスタンドに寄り、給油するのだが、端数の金がないので僕にだしてくれ、というのだ。ここらが、別収入になるようで、(この運転手も考えているもんだ)。500円ぐらい出したが、チップだと思えば腹もたたない。
 ホテルには2時に着いたが、現地時間はベネゼーラより30分戻すことになっている。ホテルは上等で一人部屋で風呂もついていて気持ちがよい。明日の予定はマチピユチだが、列車にするか飛行機にするかは、迷っているところだ。列車だとホテルの心配だし、飛行機だと日帰りだと観光ができるのだろうか?だ。風呂に入り、寝たのが2時半ごろになっていた。
これで、あとアルゼンチンとチリが残るだけの心配までこぎつけとことになる。

(53)ワンワールド世界旅行
3月12日(水)リマの日本人のペンションへ
 ホテルは良い部屋で気分もよかったが、「地球の歩き方」の本にホテルの案内を見ると安くて日本人が経営し、インターネットが出来るとあるから、電話してみたら、日本語での電話がでて、「お待ちしています」と応対もよく、直ぐそこに変わることにした。タクシーで市内を走るとペルーは街が整備されていて、ベネゼーラやグアテマラよりも経済は安定してるのではないかと見える。車も自家用車はよく洗車されていた、傷のあるのは見かけないから、少々国民の生活は豊かなのかもしれない。だが、銀行にはガードマンが拳銃をもって警備しているところを見ると、治安はまだまだのようだ。道路の整備は綺麗で、塵がないのは行政が行き届いていることであろう。
今度のホテルはタクシーで15分ぐらいのところで、なるほど、お客も日本人ばかりである。
 パソコンが何より日本語で打てるのがよい。当山さんといって、祖父母、が沖縄で日系3生の青年だが、がなかなか日本語もうまい、そしてペンションがユースホステルと同じ制度で、食堂も使えるし、部屋も綺麗でツインの僕ひとりが使える。ホテルと同じで風呂もついている。これで今朝のホテルの半分の値段だから、探せばあるものだと嬉しくなる。
 パソコンで早速日本語で送信した。奈央からメールもきて、「オックスフォードのジェシカ先生からメールでノブが突然訪れビックリした、ノブはこの学校で一番印象の深い人物だった」と書いてあったという。奈央は大学の助手もどうやら軌道に乗ってきてるようで、今学期末で大変忙しいとのことだ。ただ外国旅行をしたい気持ちが僕の日記でそそられて、いつでも飛び出したいといった心境のように、僕の旅を羨望している様子。
理恵からは、6月に留学が決まって予約がとれたとの知らせだった。中小企業家同友会全国協議会のOM
さんから、マチュピチュは世界遺産の地だから自分もいずれ行ってみたいところ、どこかの出版社でこの旅行記を出されたらいかがですか、とのことだ。マチュプチュについては、大勢の人が関心のあるところらしい。時事通信の台湾特派員の大堂さんからは、自分もいずれ行きたいところだが、行かれたら、是非写真を送って欲しいとのことだ。
 コンピューター室に二人の女性がきた。一人は西宮の甲東園だからすぐ近くで、大阪大学でスペイン語専攻の2年らしい(元の大阪外大)。彼女らと懇談し、僕の旅についての関心もあるというので、「一人旅の外国を歩いて感じることは、原語というのは沢山使えるに越したことはないが、その土地の文化に直接触れることは僕にとって、言語はあまり重要でなかったように思う。ボデーランゲジと、年配であるということを、逆に自分の特徴だと考え、行動している。すると、コミユニケーションも僕なりのものが出来るものだと思うようになった。貴方がたはバイリンガルだから、それ以上に外国の文化も深く理解できるから羨ましい」などと話した。また、平塚らいてふの「原始女性は太陽であった」という本を読んで、日本に女性開放の思想の先駆者がいたのを知っほしい、そしたらまた外国旅行を続けたら、また別の見方も生まれるのではないか、など話しておいた。KK子、MS子さんである。
 また東京からリハビリテーションのカップル先生、彼女の方は看護師で、二人とも懇談できた。僕と同じ「ワンワールド世界旅行」券を利用しての旅らしい。SYさんといって、パソコンをインターネットで使える最新型を持参されていて参考になった。僕も次の旅では是非その新型にしたいと思う。彼らはこれからカナダにたたれるという。マチュピチュツは歩いて登られたらしい。そして日本人が多いということだ。
 ホテルの主人にマチュピチュのプランを立ててもらったら、どうしても3日は欲しいとのことで、明日は5時から出発し、16日にリマに帰るようになった。当山さんは、旅行会社も経営してるようだ、現地で会社の人が迎えにきてくれ、案内もしてくれるとのこと。
飛行機での往復になった、荷物は二つともこのホテルに置いて、リックだけでなければ、大きな荷物は持ち込めないということだ。ただ4000mの高地だから、夜が寒いらしいのでその用意はいるらしい。また酸素不足で、気分が悪くなる人もいたというから、そちらも気になるところだ。
費用は1泊(付き)24㌦  送迎3回 34㌦ クスコツアー(2泊付き) 372㌦ 航空チケット往復 177㌦  計607㌦現金で支払う。16日は2時ごろリマに帰り、ホテルでゆっくりし、17日の朝1時25分の出発だから、それまでホテルにいるつもりだ。
 リマ市内は蒸し暑いし、今日は寝不足だから、ゆっくりホテルで過すことにした。旅行の支払いは現金㌦というから、JCBカードで引き出したら、日本語の案内表示がでるから、さすがここは日本人が多いのだなと実感する。そして800㌦ひきだした。
 周辺のスーパーまで歩いたが、明らかに日本人風の顔が沢山いる。高齢者も沢山みられるから、おそらく移民の2世であろうか。

by akinishi1122 | 2009-07-13 07:58

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